今年1月に第100回を数えた『欽ちゃんの全日本仮装大賞』。
今回はもちろん第101回!にして初の万博会場での開催!
しかもなんとこの回はこれまでのレジェンド作品が集まってグランドチャンピオンを決定するとか!
「欽ちゃんの仮装大賞」の中で、グランドチャンピオンを決定するのは初めてとのこと。
これは楽しみです!
そう言えば、欽ちゃん(萩本欽一さん)といえば70歳を過ぎて大学に入りましたよね?
欽ちゃん自身は「認知症対策」だなんて冗談めかして言っていましたが、推薦などではなく、一般の社会人入試での合格ですから大したものです。
その後、欽ちゃんは残念ながら卒業ではなく自主退学(中退)という道を選びました。
欽ちゃんがその中退を選択した理由や、在学中の成績などについて気になりましたのでちょっと調べてみました。
よかったら最後までお付き合いください。
欽ちゃん(萩本欽一)大学入試に挑戦!
欽ちゃん(萩本欽一さん)は72歳だった2014年、認知症対策の一環だということで大学受験を決意と一般には言われています。
確かに一言で言ってしまえばそうなるのかも知れませんが、欽ちゃんはこんな風にも言っています。
『歳を取って物忘れがひどくなるのをみんなは嫌う。けれど僕は、忘れた分だけ新しい知識を入れればいいと思った』
素晴らしい考え方ですよね…
欽ちゃんはその顔2014年3月の東京・明治座の舞台を最後に大劇場の公演を引退し、特に英語を中心に猛勉強を開始。
そして欽ちゃんはなんと翌年の2015年1月、英語、小論文、面接の入学試験を受けて、見事『駒澤大学 仏教学部』に一発合格を果たしました!

入学式に出席した欽ちゃん:スポニチより
推薦などではない一般の社会人入試ですから、欽ちゃんとしても相当の勉強をしたのだと思います。
70歳を過ぎて受験勉強なんて、まず決意するところからすごいですよね?
ちょっと僕自身は想像できません。
ちなみに欽ちゃんが駒澤大学を目指した理由は、もともと親交のある元プロ野球選手・監督で現野球解説者の中畑清(なかはたきよし)氏の母校であることからだそう。
またきんちゃんが仏教学部を志望したのは、仏の教えを学びたいという思いからだったということです。
欽ちゃん(萩本欽一)大学での成績は?
昨今、芸能人が大学に入り直す、ということが増えている気もしますが、入ったはいいものの学内で全然姿を見ない、いつの間には中退している…みたいな方も…
ところが欽ちゃんはそんなことありません!
1年次からほとんど全ての講義に出席し、成績もほとんど最上級の「S」、あるいは「A」の評価を獲得していたんだとか。
「最初は四苦八苦していた試験も、やり方が実にうまくなってますます面白くなった」(欽ちゃん談)という優等生っぷりを発揮していたそうです。

ノートを見せる欽ちゃん:fumumuより
その一方、優秀な成績表の中に、評価がついていない授業がいくつか有ったとのこと。
担当の先生によると、欽ちゃんは1度も休まなかった授業の中でも、テストを受けたくないと言うことがあったそうです。
テストを受けない理由は、「単位のために大学に来ているわけではないので、70点以上取れない試験は受けない」ということのようです。
さらに欽ちゃんは、「単位を無視して勉強できるから楽しい。本当に楽しい大学生をやるなら働いたお金で行きなさい。歳をとって大学行くと面白い」とも。
確かにそうかも?と思わされますね。
自分で稼いだお金で大学に行って、興味のある講義だけを受けて評価してもらう。
まさに自分の成長のための贅沢なお金と時間の使い方かも知れません…
欽ちゃんは入学後も仕事は続ける、というスタンスだったため、その両立も大変だったみたいですね。
勉強しているときと、仕事をするときは頭を使うところが違うそうで、その切り替えに時間と労力を使ってしまうということです。
欽ちゃん(萩本欽一)大学自主退学(中退)の理由は?
そんな欽ちゃん、4年生になってある考えが浮かび、行動に移します。
「普通に4年で卒業するのはイヤだなと。卒業しないことがこんなに幸せなことだという歴史を残したかった」と、4年になっていくつかの試験を放棄。
残り単位は30ほどといい、あと1年で十分取得可能だが「もう1年いたくなったら、また取り残しちゃうかもしれない」と笑った。
スポニチより
上でも書いたとおり欽ちゃんは「単位のために大学に来ているわけではない」のだから、学びたければ何年居てもいいじゃない?ということですかね(笑)
「5年学ぶことで、大学生から“大学人”になりたい。この肩書が、留年に代わる言葉になるくらい頑張るよ」と、独特の表現で志を語った。
スポニチより
なんか欽ちゃんらしいというか、そんな大人もまた魅力的ですよね。
ところが、そんな欽ちゃんにも『年齢』という影が忍び寄ってきたんですね…
まずは学業と仕事との両立…
たぶん大変とか難しいとかじゃなくて、上にも書いたとおり、切り替えに時間が掛かるんでしょうね。
勉強の合間にお笑いの仕事が入ることを、欽ちゃん曰く「すごく邪魔だと思った」というんですね。
それくらい勉強が面白く、入り込んでいたんだと思います。
ところがそこにあるファンのかたの一言が刺さったそうです。
『昔、欽ちゃんにお腹が痛くなるくらい笑わせてもらった。最近そんなに笑うことがない』と。
これを聞いた欽ちゃんは『お腹が痛くなるほど笑わせる』ことを最近していないな、と思ったそうです。
そこで欽ちゃん自身の年齢を振り返るともう数年で80歳。
80歳になったら身体もどんどん言うこと聞かなくなってくる。
じゃあそれまで、お笑いを思いっきりやってみよう、と思ったそうです。
そして大学はいったん留年したままお休みにして、また後で考えよう、としていたんですが大学としてもいろいろ事情があるということで、自主退学を決断されたみたいですね。
…いったん休学として、と言う道はなかったのかな?とか勝手に思っちゃいますが、それぞれ当事者、様々な想いや都合がありますからね…
いずれにしても、欽ちゃんらしい決断だったんじゃないかと思います!
欽ちゃん(萩本欽一)大学生活まとめ
というわけで、お笑いの世界に戻ってきた欽ちゃんの大学入試〜成績〜自主退学までを見てきました。
いかがだったでしょうか?
- 欽ちゃん(萩本欽一)大学入試に挑戦!:認知症対策と言われていますが、『忘れた分、新しい知識を入れればいいじゃない?』というステキな言葉も!
- 欽ちゃん(萩本欽一)大学での成績は?:授業には毎日出席し、ほとんど「S」か「A」という素晴らしい成績です。
- 欽ちゃん(萩本欽一)大学自主退学の理由は?:80歳まで、もう一度お笑いを一生懸命やってみよう、と再決意!
大学は中退すれば学歴的には高卒なんですが、けっこう『○○大学中退』を称号みたいに扱う人もいますよね。
でも欽ちゃんは『高卒に戻っちゃった』と笑っています。
「〇〇大卒」や「〇〇大中退」という肩書きが欲しかったんじゃない。
新しい知識を入れて、新しいお笑いを創りたい。
そんな欽ちゃんをこれからも応援していきたいと思います!
ありがとうございました!
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