今回の『沸騰ワード10』は、航空ステータスポイントの修行でお馴染みの「風間俊介(かざましゅんすけ)」さんです!
風間俊介さんはこの航空ステータスポイント修行ネタの企画に何回登場しているのでしょうか?(笑)
と言いつつ僕も全ての風間俊介ステータスポイント修行番組を観ているわけではないので、今回はこの「ステータスポイント」についてちょっと調べてみました。
国内航空キャリアでは日本航空(JAL)さんと全日空(ANA)さんが導入されていると思いますが、両者とも以前から「マイレージ」は導入していましたよね?
どうもこの「マイレージ」と「ステータスポイント」は違うもののようですので、
もしかしたらこの「マイル・マイレージ」が「ステータスポイント」に置き換わった?と思っている方もいらっしゃるのでは?
と思いまして、ステータスポイント修行についてと併せて、
この「マイル・マイレージ」と「ステータスポイント」の違いについても簡単に調べてみました。
もし良かったら、最後まで見ていってくださいね!
ステータスポイント修行とは?
JALやANAなどの国内航空キャリアを利用すると、現在はマイルとは別にポイントが貯まります。
ステータスポイントはマイルのように特典(座席のグレードアップやフライトチケットなど)に交換するようなものではなく、各社独自のランク(ステータス)制の基準となるポイントです。
ポイントを多く貯めるほど会員としてステータスが上がり、翌年度に上級会員としてのサービスを受けられるというものです。
ポイントの名称は、
JALは「ライフステータスポイント:Life Status Point(LSP) 」
ANAは「プレミアムポイント」というものです。
これらの「ステータスポイント」を貯めて、自分の会員としてのステータスを上げ、
- JALの場合は「JALグローバルクラブ:JAL Global Club(JGC)」
- ANAの場合は「スーパーフライヤーズカード:Super Flyers Card(SFC)」
という所定のステータスを獲得した暁に入れるクラブを目指します。
この「ステータス」を上げる(飛行機に乗りまくる)ことを『修行』
晴れて「クラブ」に入会することを『解脱(げだつ)』と言うそうです(笑)
JALのステータスポイント修行
ではJALでのステータスポイント(LSP)を貯める(修行)についてみていきましょう。
まずフライトによるステータスポイントの獲得ですが、
- 国内線:例えば羽田から大阪までの片道のフライトで5LSPを獲得(国内線の場合、距離は関係なく、フライトの回数が基準となるようです)
- 国際線:例えば東京からバンコクまでの片道で区間マイル=2,869マイルとなり、1,000マイルにつき5LSP獲得となっているので、計10LSPを獲得
次にJALカードや支払い関係によるステータスポイントの獲得です。
- CLUB-A ゴールドカードの場合、2,000マイル(=20万円分の決済)で5LSP獲得
- JAL Payの場合、500マイル(=10万円分の決済)で1LSP獲得
- JAL Wellness & TravelやJALでんきは、実質加入するだけでそれぞれ1LSP/月獲得
という感じのようです。
実際のフライトに加えて、各種支払いをJALカード関係に統一したほうが、LSPの獲得には有利なようですね。
とは言っても、やはりステータスポイントを貯めるためにはフライトが一番ですので、修行僧(笑)たちは様々な工夫をして日々フライトに勤しんでいるというわけですね!
このJALのステータスポイントは有効期限が無いようですので、今年のフライトで獲得したポイントを翌年に繰り越したりして、自分のペースで続けることができそうです。
そして晴れて解脱してJGCに入会するには、1500ポイント以上が必要です。

JAL Life Statusプログラムより
そして獲得したステータスポイントに応じて会員としてのステータスが上昇していき、それとともに特典も増えていくという仕組みになっています。
一番下の「Three Star」でも優先登場やラウンジサービスが受けられますから、空港での過ごし方もまったく充実したものに変わってきますよね!
ANAのステータスポイント修行
ではANAのステータスポイント修行はどんな感じなのでしょうか?
ANAのステータスポイントの計算は少々複雑で、
- 基本区間マイレージ
- 予約クラス・運賃種別ごとの積算率
- 路線倍率
の3つを掛け合わせて、これに
- 搭乗ポイント
を加えたものがANAのステータスポイント「プレミアムポイント」になるようです。

ANAプレミアムポイントより
これらの計算については、シミュレーションサイトがありますので、こちらで計算することができます。
またANAでもJALと同様に、フライトだけでなく、カード支払いなどによるポイント獲得もできそうです。
基本的には、
- フライトによる50,000プレミアムポイント獲得 【または】
- 3万PP獲得プラス、ANAカードまたはANApayの決済額合計が400万円プラス、ANAの7つ以上のサービスを利用
のどちらかを達成する必要があります。
「ANAの7つ以上のサービス」というのは全14個のサービス(ふるさと納税・保険・旅行・電気などのライフソリューションサービス)から7つ以上を選択するということです。

ANAマイレージクラブより
冒頭紹介した「スーパーフライヤーズカード:SFC」のステータスのクラスとしては、「ブロンズ」・「プラチナ」・「ダイアモンド」となっています。
本格的なクラブの特典としては「プラチナ」からと言われているようですが、「ブロンズ」でもそれなりのサービスは受けられるようです。
ANAのステータスポイント=プレミアムポイントはJALと異なり有効期間が1年間です。
1年が経過したらポイントはリセットされ、翌年には持ち越せません。
ですが、一度プラチナメンバーになりSFC(カード)を作って、毎年年会費を支払い続けてさえいれば、飛行機にたまにしか乗らなくてもカードは無効になりません。
半永久的にプラチナメンバーと同じ資格を維持することができるのです。
また、ANAのプレミアムメンバーになると、ANAが参加している航空連合「スターアライアンス」のゴールドメンバーにも同時になることができます。
SFC所持者はANAのプレミアムメンバーとなるので、スターアライアンスゴールドメンバーにもなれるようです。
これはお得ですね!
そして気になる特典は、
- ラウンジの利用
- チェックイン・手荷物受け取りの優先
- 手荷物許容量の優待
- 保安検査の優先
- プレミアムメンバー専用サービスデスク
- フライトボーナスマイル
- 座席クラスのアップグレード
- 国際線特典航空券・アップグレード特典の優先
などですね。
JALとANAでステータスポイント獲得方法や特典などは細かいところで異なりますが、どちらも魅力的ですよね!
ステータスポイントとマイル・マイレージの違いとは?
JALのステータスポイントとマイレージの違い
JALの場合は、ステータスポイント(上述のJGC(JALグローバルクラブ))の他にマイレージを貯める仕組みとして、JMB(JALマイレージバンク)があります。
こちらは従来からある仕組みで、
- 入会金等なし
- 貯めたマイルに応じて航空券やクーポン、アップグレードに利用
- 有効期限あり(獲得日より原則3年間)
ということになっています。
こちらのサービスは、上述のJGCとは切り離されたポイントサービスと言えそうです。
ANAのステータスポイントとマイレージの違い
ANAの場合もJALと同様、ステータスポイント(上述のプレミアムポイント)の他にマイレージを貯める仕組みとして、ANAマイレージクラブがあります。
こちらも従来からある仕組みで、
- 入会金等なし
- 貯めたマイルに応じて航空券やクーポン、アップグレードに利用
- 有効期限あり(獲得日より原則3年間)
ということになっています。
基本的にはJALと同様ですね。
ステータスポイント修行まとめ
というわけで、JALとANAのステータスポイント修行についてみてきました。
いかがだったでしょうか?
- JALステータスポイント修行とは?:ライフステータスポイント:Life Status Point(LSP) を貯め、JAL Global Club(JGC)に入会することを目指す活動です。
- ANAステータスポイント修行とは?:プレミアムポイントを貯め、Super Flyers Card(SFC)のプレミア会員を目指す活動です。
どちらもフライトのみでなく、日々の支払いや各種サービスでもステータスポイントを貯める事が可能です。
これらのステータスを上げる事で、フライトの質や空港での過ごし方が格段に良い体験となりますので、お仕事や観光でフライトを活用する方は修行を検討してみると良いと思います。
僕も昔は出張等でマイルは貯まっていた時期もあったのですが、ある時期から急にご無沙汰になって、有効利用しないまま失効してしまいました(泣)
これからはこういった情報を有効に活用していきたいと思います!
それでは、今日もありがとうございまいた!
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