
北海道江別市で起きた集団暴行死事件。
2026年6月25日、札幌地裁で注目の判決が言い渡されました。
検察が無期懲役を求刑していた川村葉音被告に対し、
高杉昌希裁判長は懲役30年の判決を下したのです。
強盗致死罪の法定刑が「死刑または無期懲役」という重大事件で、
この判断を下したのはどんな裁判官なのでしょうか。
この記事では、高杉昌希裁判長の経歴や学歴、
これまでの判決傾向について詳しく調べてまとめました。
裁判官としての歩みを知ることで、
今回の判決の背景も見えてくるかもしれません。
気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
江別・強盗致死事件で懲役30年の判決

懲役30年の判決が下された川村葉音被告:STVニュース北海道より
2024年10月、北海道江別市の公園で
男子大学生が男女6人から集団暴行を受けて死亡した事件。
2026年6月25日、札幌地裁で川村葉音被告(21)ら
3人に判決が言い渡されました。
検察側は川村被告に無期懲役を求刑していましたが、
高杉昌希裁判長は懲役30年の判決を下しました。
強盗致死罪の法定刑は原則「死刑または無期懲役」という重い罪。
それだけに、この判決には大きな注目が集まっています。
尚、懲役20年が求刑されていた滝沢被告には、求刑通り懲役20年、
懲役5年以上10年以下の不定期刑が求刑されていた当時16歳の少年には
「懲役9年~13年の不定期刑」の判決が下されました。

川村葉音を含む被告らの求刑状況:UHB北海道文化放送より
この判決を下したのは誰?高杉昌希裁判長とは

札幌地裁・高杉昌希裁判長:TBS NEWS DIGより
今回の判決を下したのが、
札幌地方裁判所刑事第2部の総括判事を務める
高杉昌希裁判長です。
司法修習54期で、2001年10月17日に裁判官として任官してから、
20年以上のキャリアを持つベテラン裁判官なんです。
刑事事件を中心に扱ってきた経歴があり、
これまで全国各地の裁判所を歴任してきました。
法廷では被告人に対して厳しい質問を投げかける一方で、
事実を丁寧に確認する姿勢が印象的だと言われています。
高杉昌希裁判長の学歴を調査
出身大学はどこ?法学部の経歴
高杉昌希裁判長の出身大学については、
公式な情報は公表されていません。
裁判官のプロフィールでは、
出身大学が明記されないケースも多いんですよね。
ただし、司法修習54期として任官していることから、
2001年前後に司法試験に合格していることは確実です。
当時の司法試験は現在よりも難関で、
法学部を卒業後に数年間の受験勉強を経て合格するのが一般的でした。
司法試験合格と司法修習生時代
高杉裁判長は司法修習54期として、
2001年に修習を終えて裁判官に任官しました。
司法修習とは、司法試験合格者が裁判官・検察官・弁護士に
なるための実務研修のことです。
54期の司法修習生は2001年10月17日に任官しており、
高杉裁判長もこの日から裁判官としての
キャリアをスタートさせました。
当時は新司法試験が導入される前の旧司法試験の時代で、
合格者数も限られていた時期ですね。
裁判官としての経歴を時系列で追う
任官(判事補)から判事への道のり
高杉裁判長の裁判官としての歩みを
時系列で見ていきましょう。
判事補時代(2001年〜2011年):
- 2001年10月:千葉地裁判事補として任官
- 2004年4月:千葉家地裁判事補
- 2005年7月:旭川地家裁判事補
- 2007年4月:旭川家地裁判事補
- 2008年4月:最高裁刑事局付(東京地裁判事補)
- 2010年4月:東京地裁判事補
判事補として10年間、千葉・旭川・東京と
各地の裁判所で経験を積みました。
特に注目すべきは、2008年から2010年まで
最高裁刑事局付として勤務していることです。
これは裁判所の中枢で刑事政策に関わる
重要なポストなんですよね。
- 判事への昇任(2011年10月〜): 2011年10月に判事補から判事へ昇任
この時点でキャリアは10年目、
裁判官として独り立ちする節目でした。
これまでの勤務地と異動歴
判事昇任後の異動歴は以下の通りです:
- 2011年10月:大阪地家裁堺支部判事
- 2014年4月:札幌地家裁判事(刑事第2部)
- 2017年4月:東京高裁判事(刑事第1部)
- 2019年4月:東京高裁判事(刑事第5部)
- 2020年4月:松山地家裁部総括判事
- 2023年4月:札幌高裁判事(刑事部)
- 2026年4月:札幌地裁刑事第2部総括判事(現職)
千葉・旭川・東京・大阪・札幌・松山と、
全国各地を歴任してきた経歴が分かります。
特に東京高裁では約4年間勤務しており、
高裁レベルの重大事件も数多く経験してきました。
また、松山地家裁では部総括判事として
裁判部のトップを務めた経験もあるんですね。
札幌地裁裁判長に至るまで
2023年4月に札幌高裁判事として北海道に戻り、
2026年4月からは札幌地裁刑事第2部の
総括判事(裁判長)に就任しました。
総括判事は、裁判部の責任者として
合議事件を主宰するポジションです。
今回の江別集団暴行死事件も、
高杉裁判長が裁判長を務める合議体
(3人の裁判官と裁判員で構成)で審理されました。
僕もプロジェクト管理の仕事をしていますが、
チームをまとめる立場になると責任の重さを実感します。
裁判長という立場で重大事件の判断を下すのは、
想像以上にプレッシャーがあるでしょうね。
高杉昌希裁判長が担当した主な事件や判決
これまでに担当した公開判例を見ると、
高杉裁判長は刑事事件を専門としてきたことが分かります。
札幌高裁時代に担当した主な判決には、
以下のようなものがあります:
- 2025年3月(過失運転致死):一審を破棄し、無罪判決
- 2025年1月(公契約関係競売入札妨害):一審を破棄し、無罪判決
- 2026年1月(殺人幇助・死体損壊幇助等):一審を破棄し自判
- 2026年6月(強盗殺人):控訴審判決
また、松山地裁時代には、
無期懲役の判決を言い渡した事件も担当しています。
この裁判では、「障害があれば何をやっても許されるのか」
という遺族の訴えに対し、被告の軽度知的障害について
「犯行に与えた影響は限定的」と判断し、
求刑通り無期懲役を言い渡しました。
事実を冷静に分析しつつ、
被害者・遺族の心情にも寄り添う姿勢が見て取れますね。
裁判長としての判断の傾向や評価は?
高杉裁判長の判決傾向を見ると、
証拠に基づいた厳格な事実認定を
重視していることが分かります。
過失運転致死や公契約妨害で無罪判決を出したのも、
証拠が十分でないと判断したからでしょう。
一方で、有罪の場合は被害者の尊厳や
遺族の感情を重く受け止める傾向があるようです。
松山地裁での無期懲役判決では、
「被害者の尊厳を踏みにじる極めて悪質で残忍な行為」
と厳しく非難しました。
法廷では被告人に対して厳しい質問を
投げかけることでも知られています。
「証人尋問で的確な質問をする」
「機械的ではなく人として問いかける」
という評価もあり、
事件の真相を解明しようとする姿勢が伺えますね。
高杉昌希裁判長の基本プロフィールまとめ
年齢や出身地は?
高杉昌希裁判長は1972年9月8日生まれで、
2026年6月現在53歳です(満年齢)。
出身地については公式な情報は見つかりませんでしたが、
千葉地裁で裁判官人生をスタートさせています。
定年退官の予定日は2037年9月8日。
まだ10年以上のキャリアが残されており、
今後も重要な事件を担当していくことになるでしょう。
現在の所属と役職
現在は札幌地方裁判所刑事第2部の
部総括判事(裁判長)を務めています。
合議事件では裁判官3人のトップとして裁判を主宰し、
単独事件も担当しています。
開廷曜日は毎週月曜・水曜(単独事件)と
毎週金曜(合議事件)で、
804号法廷で審理を行っています。
世間の反応やSNSの声
今回の判決に対しては、
SNSや裁判官評価サイトでさまざまな声が上がっています。
判決前の高杉裁判長への評価は高く、
- 「機械的ではなく人として言うべきことはしっかりと問いかける」
- 「被告人に厳しい質問を投げかけていて、信頼できる方だと思った」
といった肯定的な口コミが見られました。
しかし、今回の懲役30年という判決については、
- 「強盗致死で有期刑なのか」
- 「犯罪者の味方」
といった批判的な声も多く寄せられています。
無期懲役を求刑されながら有期刑となったことに、
納得できない人が多いようですね。
一方で、裁判員裁判では裁判官だけでなく
一般市民から選ばれた裁判員も判断に関わります。
今回の判決は、高杉裁判長を含む裁判官3人と
裁判員6人の合議によって導き出されたものです。
簡単に答えが出せない難しい判断だったのかもしれません。
まとめ:高杉昌希裁判長の経歴・学歴から見える裁判官像
高杉昌希裁判長について、
この記事で分かったことをまとめます。
- 1972年9月8日生まれの53歳、司法修習54期
- 2001年に裁判官として任官し、20年以上のキャリア
- 千葉・旭川・東京・大阪・札幌・松山と全国各地を歴任
- 最高裁刑事局付や東京高裁判事などの経験あり
- 現在は札幌地裁刑事第2部の総括判事(裁判長)
- 刑事事件を専門とし、証拠に基づいた厳格な事実認定が特徴
- 2026年6月25日、江別集団暴行死事件で懲役30年の判決
高杉裁判長の経歴を見ると、
刑事事件のスペシャリストとして着実にキャリアを
積み重ねてきたことが分かります。
最高裁や高裁での勤務経験もあり、
法律実務の中枢を知る立場にいた方なんですよね。
今回の判決には賛否両論ありますが、
裁判員制度のもとで慎重に審理された結果です。
被害者・遺族の無念を思うと本当に辛いですし、
一方で法律の原則に従った判断も必要です。
この難しいバランスの中で、
裁判長として決断を下す責任の重さを改めて感じます。
高杉裁判長の今後の動向や、
この事件の控訴審の行方についても注目していきたいですね。
新しい情報が入ったら、また追記していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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