今回の『クレイジージャーニー』では、立体錯視で有名な明治大学特別教授の杉原厚吉(すぎはらこうきち)さんが登場です!
杉原厚吉さんは世界でただ一人の数学的なアプローチで立体錯視を研究している第一人者なんです。
杉原厚吉さんの作る3Dのエッシャーの騙し絵のような立体錯視の動画は、
以前Youtubeなどで見たことはあったのですが、
立体を作る専門の方が試行錯誤的に作ってらっしゃるのかな?と思っていました。
ところがどっこい、大学の教授である杉原厚吉さんが数式(方程式)を駆使して作っていると聞いて驚きましたね!
しかも一つの錯視の立体を創造するために、数年、方程式と睨めっこするという…
いやもうワケわかんなすぎて「そうなんだ」としか言いようがないです(笑)
もしかしたら杉原厚吉さん、数年後にはあの『イグノーベル賞』を受賞してしまうかも知れません!
というわけで、今日はこの杉原厚吉さんの錯視作品を実際に見て、体験することができるミュージアムを紹介したいと思います!
この杉原厚吉さんの作品、実際に目の前で見てみたいですよね!
実際に作品を回転させたり、ボールを転がしてみたりして、杉原厚吉さんの作品を体験できるみたいなんですよ!
僕は是非体験したいです!
良かったら最後までお付き合いくださいね!
杉原厚吉の作品が体験できるの場所はどこ?【あいざ鎌倉:鎌倉不思議立体ミュージアム】
というわけで、この杉原厚吉さんの錯視作品が常設展示されているミュージアムは、こちら!
- 名称 :あいざ鎌倉(i-ZA鎌倉)内3F:鎌倉不思議立体ミュージアム
- 住所 :〒248-0006 鎌倉市小町1-6-15(3F)
- 電話 :0467-81-3412
- 営業時間:10:00~19:00
- 休業日 :年中無休(年末年始・ビル休館日を除く)
- 入館料 :大人(18歳以上)¥1,000/子ども(4歳以上)~高校生 ¥500/3歳以下:無料
- 決済方法:現金、クレジットカード、交通系キャッシュレス等可
- その他 :館内Wi-fiアリ
- 公式サイト:Instagram

あいざ鎌倉アクセス:Googleマップより
JRの鎌倉駅東口(鶴岡八幡宮のある方ですね)を出てロータリーを左にぐるっと行くと「小町通り」に入れますので、そこを入ってすぐ左みたいです。
鎌倉にはしばらく行ってませんでしたが、小町通りにこんな大きな施設ができているとは驚きですね!
とてもおしゃれで、杉原厚吉さんの不思議立体ミュージアムの他にも、
お土産やグルメなど、いろいろと楽しめそうです!
杉原厚吉の家族構成?がわかる作品とは?
さてそんな杉原厚吉さんですが、家族構成が全くの謎で…
まぁ公表する必要もないのですけどね(笑)
ご結婚されていないのかな?とか勝手な心配しちゃいますが、お宅でも時には「睡眠不足になってでもケリがつくまでやってしまう」
と朝方までパソコンに向き合っているそうで、「家族には変だと言われていますが」と仰っていたので、
おそらく普通にご家族がいらっしゃるのかな?と思います。
そんな中、杉原厚吉さんの興味深い作品があります。
「家族四人」という作品です。

杉原厚吉の「家族四人」:明治大学MIMS公式サイトより
手前に女性と女の子、向こう側に男性と男の子が見えます。
お察しのとおり、この作品は手前の2体が鏡に写って向こう側の2体になっているんですね。
つまり、手前の2体(の女性)の見る角度を変えると向こう側の2体(の男性)のように見えるということです。
杉原厚吉さんは2025年時点で77歳ですから、もしかしたらもうお子さんはご結婚・独立してお孫さんもいるかも知れませんよね。
なので単なる個人的な想像ですが、この作品は杉原厚吉さんのお子さんがまだこんな小さい頃のことを思い出して、
奥さん・娘さん・息子さん、そしてご自身を作品に重ねたのかも知れません。
この杉原厚吉さんの作品「家族四人」は第107回二科美術展覧会彫刻部に入選したそうです。
なんだかちょっと感慨深い?感じがしますよね(笑)
杉原厚吉プロフィール
では最後に杉原厚吉さんのプロフィールを簡単にまとめてみましょう。
- 生年月日:1948年6月29日
- 星座:かに座
- 出身:岐阜県高山市
- 学歴:高山市立西小学校
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- 高山市立中山中学校
- 岐阜県立斐太高等学校
- 1971年東京大学工学部計数工学科卒業
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- 研究歴:1973年東京大学大学院工学系研究科修士課程終了
-
- 電子技術総合研究所
- 名古屋大学
- 東京大学
- 2009年より明治大学へ着任
- 2019年4月より明治大学MIMS特別教授
-
という感じですね。
杉原厚吉さんの出られた、岐阜県立斐太高等学校は偏差値59というということですから、
高校のランクとしては上位中堅という感じですよね。
ここから東京大学ということですから、おそらく杉原厚吉さん、斐太高校の中でもかなり上位の成績だったのではないでしょうか。
杉原厚吉さん、専門は数理工学で、ロボットの目を開発する研究の中で、
不可能図形のだまし絵を立体化する手法を見つけたということです。
そこから立体錯視の分野へも研究を広げて、さまざまな不可能立体を創作し、
立体錯視アーティストとしても活躍しているんだとか。
国際ベスト錯視コンテスト(※)でも優勝4回ということですから、その作品の完成度が高いんでしょうね!
※『Best Illusion of the Year Contest』のことで、米国神経相関学会が毎年開催している、錯視の新規発見を奨励するものだそうです。
杉原厚吉まとめ
というわけで、立体錯視で有名な杉原厚吉さんの作品を体験できる場所はどこ?杉原厚吉さんの家族構成は?杉原厚吉さんのプロフィールは?についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?
- 杉原厚吉の作品が体験できるの場所はどこ?:JR鎌倉駅から徒歩1分ほどの『あいざ鎌倉:鎌倉不思議立体ミュージアム』に常設展示されています。実際に見るだけでなく、回転させたり、ボールを転がしたりもできるようですので、是非体験してみてください!
- 杉原厚吉の家族構成?がわかる作品とは?:2023年の第107回二科美術展覧会彫刻部に入選した「家族四人」という杉原厚吉さんに作品に勝手に感情移入してしまいます(笑)この作品のとおりの家族だったらいいなぁと思います。
- 杉原厚吉プロフィール:地元岐阜県の小中高を経て、なんと東京大学へ。きっと杉原厚吉さん、地頭が良く学年トップクラスを難なく維持してきたような方なんでしょうね。
鎌倉の不思議立体ミュージアム、是非行ってみたいです!
杉原厚吉さんには、なるべく睡眠をとっていただいて(笑)、これからもますます不思議な立体錯視作品を作っていってもらいたいですね。
応援しています!
今日もありがとうございました!
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