
退職代行サービスが一気に世の中に広まる中で、特に名前を聞く機会が多かったのが「モームリ」です。
しかし後に、社長夫妻が弁護士法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが報じられました。
それでも疑問として残るのが、
「なぜ多くの退職希望者は、数ある退職代行の中からモームリを選んだのか?」
という点です。
この記事では、その理由を冷静に、そして利用者目線で掘り下げていきます。
良かったら最後までお付き合いくださいね。
退職代行モームリをなぜ使うのか?
退職代行というサービス自体が求められていた
そもそも退職代行サービスがここまで広がった理由は、
日本特有の「辞めにくい職場環境」にあります。
・上司に退職を切り出せない
・精神的に追い詰められている
・引き止めやパワハラが怖い
こうした状況の中で、
「自分の代わりに会社へ退職の意思を伝えてくれる」
退職代行は、救いの手のように映りました。
モームリはその波にうまく乗った
モームリは、退職代行の需要が高まるタイミングで、SNS広告やネット記事を通じて一気に知名度を拡大しました。
「退職成功率100%」
「累計利用者数◯万人」
など、数字で安心感を与える訴求は、初めて利用する人にとって非常に強力でした。
モームリが「選ばれやすかった」具体的な理由
実績が多く、名前をよく見かけた
人は不安な選択をする時、
「みんなが使っているもの」
を選びがちです。
モームリはSNS、広告、口コミ記事などで頻繁に名前を目にする存在でした。
結果として、
「よく見る=信頼できそう」
という心理が働き、多くの退職希望者が流れ込んだと考えられます。
料金体系がシンプルで分かりやすかった
退職代行サービスの中には、料金が分かりにくい業者も少なくありません。
その点、モームリは
・正社員はいくら
・アルバイトはいくら
と比較的シンプルな料金表示をしていました。
「追加費用がかからなそう」
という安心感も、選ばれた理由の一つでしょう。
LINEだけで完結する手軽さ
相談から依頼までがLINEで完結するという手軽さも、
精神的に余裕のない退職希望者に刺さりました。
電話すらしたくない、誰とも話したくない──
そんな状態の人にとって、文字だけで進められる点は大きなメリットだったはずです。
それでも気づけなかった「弁護士法違反」という問題
利用者が違法性に気づけなかった理由
今回問題となったのは、モームリ側が弁護士を紹介し、
その対価として報酬を受け取っていた疑いです。
しかし、一般の利用者がこれを見抜くのはほぼ不可能だったのではないでしょうか。
理由はシンプルで、公式サイトや広告には、違法性を感じさせる情報が一切なかったからです。
「弁護士と連携」という言葉の安心感
モームリは「弁護士と連携している」かのような印象を与えていました。
利用者からすれば、
「弁護士が関わっているなら大丈夫だろう」
と考えるのは自然な流れです。
結果として、弁護士法に抵触する可能性まで疑う人はほとんどいなかったでしょう。
精神的に追い詰められた状態だった
退職代行を使う人の多くは、冷静な判断ができる状態ではありません。
「とにかく今の職場から逃げたい」
その気持ちが先行し、サービスの裏側まで調べる余裕がなかった可能性も高いです。
モームリは事実を隠していたのか?
元従業員の証言が示す違和感
報道では、元従業員が
「違法になる可能性があるから口外するな」
と言われていた、という証言が報道されています。
もしこれが事実であれば、運営側が問題点を把握していた可能性も否定できません。
ビジネスとして拡大しすぎた代償
モームリは急速に拡大し、業界上位の売上規模にまで成長しました。
その一方で、法的なグレーゾーンを十分に整理しないまま走り続けてしまった──
そんな印象を受ける人も多いのではないでしょうか。
まとめ|なぜモームリは選ばれ、そして問題が表面化したのか
モームリが選ばれてきた理由を整理すると、以下の通りです。
・知名度と実績があり安心感があった
・料金や手続きが分かりやすかった
・精神的に追い詰められた人のニーズに合っていた
一方で、弁護士法違反という重大な問題は、利用者から見えない場所で進んでいたようです。
今回の事件は、退職代行サービスを利用する側も、
「誰が・どこまで対応するのか」
を意識する必要があることを強く示しています。
退職は人生の大きな分岐点です。
だからこそ、便利さだけでなく、安全性や合法性にも目を向けることが、
これからはより重要になっていくのだと思います。
今後の事件の流れを注視していきたいですね。
今日もありがとうございました。


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