今回の『帰れマンデー見っけ隊!』は奥日光をMattくんと土屋アンナさんが訪ねます!
その中で今回は「奥日光三名瀑」を巡るわけなんですが、
その最終地点、「白糸の滝」の近くにある、二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)の別宮である瀧尾神社(たきのおじんじゃ)のユニークな鳥居、
その名も「運試しの鳥居」を紹介します!
この「運試しの鳥居」とはなんぞ? どんなご利益があるの? 参拝料(料金)はいくら?
場所はどこ? などなどについて見ていきますので、ご興味ある方は最後まで見ていってくださいね!
運試しの鳥居とは?
まず、この「運試しの鳥居」を抱える瀧尾神社の本宮に当たる「二荒山神社」とはなんぞや?
というと…
1200年以上前、勝道上人(しょうどうしょうにん:奈良〜平安時代)が開いた日光山の中に存在する神社の一つだそうです。
二荒山(男体山)をご神体としてまつり、古くから下野国(しもつけのくに:現在の栃木県全域)の一の宮として信仰を集めていたそう。
その二荒山神社から徒歩30分程度さらに奥に入ると、二荒山神社の別宮として、この『瀧尾神社』が現れるそうで、
この滝尾神社の入り口の鳥居がこの【運試しの鳥居】なんだそう。
『いったい何が運試しなの?』と思いますよね? 鳥居なのに。
それはこの穴↓

瀧尾神社の運試しの鳥居:日光東照宮・御朱印公式サイトより
こんなところに穴の空いた鳥居なんで見たことないですよね?
この鳥居は、前出の「勝道上人」からは結構時代が下りますが、江戸時代の第三代将軍・徳川家光の家臣であった梶定良(かじさだよし)により奉納されたものだとか。
ではこの梶定良さんによって奉納されたこの「運試しの鳥居」いったいどんな運試しができるのか?
ご利益は何?について見ていきましょう!
運試しの鳥居のご利益は何?
この梶定良さんがどういうつもりでここに穴を設けたのかは分かりませんが(笑)
現代では、この穴に小石を3つ投げて、一つでも穴を通れば願いが叶う、とされているそう。
そんなところからこの瀧尾神社のこの鳥居、「運試しの鳥居」と呼ばれているんですね。
とは言え今の時代、
- 石をバンバン投げつけて鳥居を壊しちゃったら?とか、
- 他の参拝客に石が当たっちゃったら?とか、
いろいろ懸念がありますので、
この「運試しの鳥居」の手前にスポンジ製のボールが準備されているそうです(笑)
現実問題として、昔から投げれそうな石は投げられ続けて来たので、手頃な石がそのへんに転がっていない、という問題もありそうですけどね。
こんな感じです↓

運試しの鳥居のスポンジ玉:日光東照宮・御朱印公式サイトより
そして玉は3色。

運試しの鳥居のスポンジ玉:日光東照宮・御朱印公式サイトより
玉の色が三色ありますが、
- ピンク:良縁
- 青:身体健全・病気平癒
- 金:金運・開運
となっているそうです。
これは日光に行ったら是非トライしてみたいですね!
この玉を投げるのに料金は掛からないとは思うのですが、上の画像では賽銭箱のように見える箱がありますので、お心付けは必要かもですね。
まぁ、運を試させて頂くのですから、ここは気持ちよく!
「帰れマンデー見っけ隊!」の番組ではMattくんも挑戦すると思いますが、
Mattくんはあの伝説の巨人の元エース桑田真澄(くわたますみ)さんですからね!
少年時代は野球もやっていたというMattくんですが、きっと素晴らしい投球で
ズバッとど真ん中を通してくれるのではないでしょうか!(笑)
運試しの鳥居(瀧尾神社)の参拝料(料金)はいくら?
上で「運試しの鳥居」のお賽銭箱(想像)について書きましたが、
瀧尾神社をお参りするのに参拝料は掛かるのでしょうか?
瀧尾神社への参拝自体には特に参拝料という設定はないようです。
神社ですからお賽銭箱は有ると思いますが。
そして滝尾神社への参拝は料金はかかりませんが、その本宮である「二荒山神社」には
無料の区域と、より神聖な有料の区域があるみたいです。
その料金は、
- 大人:300円
- 小中学生」100円
ということですね。

日光二荒山神社:日光市公式観光WEBより
日光二荒山神社は、日光東照宮、日光山輪王寺と共に1999年、「日光の社寺」としてユネスコの「世界遺産」に登録されています。
国内外問わず観光客も増えているでしょうから、その環境維持にも結構な費用がかかっているのではないでしょうか?
できるだけ入館料や参拝料などは払えるようにしたいものですね。
運試しの鳥居の場所はどこ?
さてこの「運試しの鳥居」、場所はいったいどの辺にあるのでしょうか?
ちょっと分かりにくくて恐縮ですが、Googleマップで見るとこんな感じ↓

瀧尾神社アクセス:Googleマップより
東照宮と二荒山神社は隣同士くらいの位置関係ですが、滝尾神社はさらに山の上の方、ですね(汗)
直線距離にすると1kmくらいなのですが、細い山道を粛々と登っていくと、30分程度はかかるそうです。
この図で右下から左上に伸びている白い道路はクルマも通れる道ですね、きっと。
その徒歩で登る参道のような道は、緑色のエリア上に、二荒山神社から瀧尾神社を結んだ緑上くらいになんとなく有るんだと思います(笑)
とは言え、ちゃんと道案内や標識は出ているみたいなので、迷ったりすることはなさそうです!

参道案内板:日光市観光WEBより
途中には「白糸の滝」もあることですし、これからの紅葉に季節、是非歩いて登ってみたいですね!
運試しの鳥居まとめ
というわけで、日光二荒山神社別宮の瀧尾神社とその「運試しの鳥居」いかがだったでしょうか?
- 運試しの鳥居とは?:日光二荒山神社の別宮瀧尾神社の鳥居として、徳川三代目将軍家光の家臣、梶定良が奉納した穴の空いた鳥居のことですね。
- 運試しの鳥居のご利益は何?:そしてこの鳥居の穴に小石(現在は備え付けのスポンジ玉)を投げて、あなを通過すれば、「良縁/身体健全・病気平癒/金運・開運」が叶うというものだそうす!
- 運試しの鳥居(瀧尾神社)の参拝料(料金)はいくら?:瀧尾神社自体は料金は掛かりませんが、二荒山神社の方は、有料エリアと無料エリアがあるそうなので、参拝前にチェックしておきたいですね!
- 運試しの鳥居の場所はどこ?:Googleマップなどではその道順までは分かりませんでしたが、道々案内板が出ているようなので、迷子になったりはしないでしょう!徒歩30分程度はかかるみたいです!
日光東照宮は小学校の修学旅行で行きましたが(何十年前よ…笑)、その時は「眠り猫の下通ったなぁ」とか、「あ、見ざる言わざる聞かざるだ!」くらいしか…ねぇ(笑)
大人になってからもう一度ゆっくり行くのが良いんでしょうね!
ちょっと計画してみます(笑)
今日もありがとうございました!
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