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高橋海人がオリオン座の周りの星買えるか値段を調査依頼!?【いくらかわかる金?】

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今回の『いくらかわかる金?3時間SP』にKing& Princeの高橋海人(たかはしかいと)くんが初登場です!

 

さて今回のお題は夏の江ノ島界隈で「いくらかわかる金?」問題なんですが、

そんなことより、【調べてほしいお金にまつわる疑問】で高橋海人くんの依頼がすごいです!

 

…その『依頼』とは。

  • 高橋海人くんは二十歳のころ、とある星の土地をプレゼントされました。
  • オリオン座の近所です。
  • なので、オリオン座の周りの星を全部買い占めてオリオン座を囲ってしまえば、
  • 「オリオン座は僕のものだ」と言えるのでは?

その値段を調べて欲しい…と。

 

これは壮大ですね!(笑)

この高橋海人くんの依頼が面白すぎるので、ちょっと調べてみました。

もしご興味があれば最後までお付き合いくださいませ!

 

高橋海人・そもそも星って買って良いの?

そもそも星の土地って売っているの?買って良いの?

 

月の土地は買えるらしい

思い出しました。

10数年前だったと思うのですが、会社の先輩が「月の土地買っちゃったんだ」と教えてくれました(笑)

当時はアメリカの会社(Lunar Embassy社)でネット経由だったか、サッカーコートくらいの広さで3千円くらいと言っていましたね。

ちゃんと土地の権利書なんかも送ってくれたとか。

検索したらありました。

Lunar Embassy Japan公式サイトより

月の土地の権利書・月の憲法・月の地図、の3点セットです。

 

というわけで、月の土地って買って良いの?

1967年に制定された宇宙条約では、「いかなる政府も月や惑星などの天体資源について権利を主張できない」と規定しています。

これはつまり、「いかなる政府も、月やその他の天体を専有してはならない」ということです。

ここに目をつけた企業がいるんですね。

「政府」ではない「民間企業」や「個人」であればこの条約に縛られない、というワケです。

 

ところが、その後制定された1984年の月協定では、「営利を目的とした宇宙、月、その他天体の開発・利用を禁じ」ています。

この月協定によれば、企業や個人は、月やその他の天体について、権利を主張することはできません。

 

…じゃダメじゃん!…となりそうですが、実はこの協定、国連加盟国約185カ国のうち、6カ国だけが支持しているということらしいんですね。

つまり、アメリカ、日本やロシア、中国などなどの主要国家はこの協定に署名していない(認めていない)ということです。

なぜか?

例えば、月で油田が発見されたとして、協定や法律が禁じているためにそれを企業が採掘・有効利用できないとしたらどうでしょう?

これは明らかに、公共の利益に反します…という理屈なんですね。

 

なるほど、国はすでに手を出せない状況になっていますから、ここで企業の権利まで奪ってしまうと月資源の有効活用ができなくなってしまう可能性があるという事なんでしょうね。

(実際問題、イチ私企業の力だけで月資源開発ができるか否かは、いろいろ議論が必要とは思いますが)

 

というわけで、【月の土地を買う(権利を主張する)のは問題ない】と言えるのでしょう。

 

他の惑星の土地は買えるの?

では月以外の惑星についてはどうなんでしょう?

月以外の太陽系の他の惑星についても、月と同様の解釈で企業や個人が売買できるようですね。

上述のLunar Embassy社では、月と同様、サッカーコート大(1エーカー)単位で販売しているようです。

分類 値段 販売サイト
月(1エーカー) 2700円〜 Lunar Embassy Japan公式サイト
火星(1エーカー) 34.99ドル〜 アメリカのThe Lunar Embassy公式サイト
金星(1エーカー) 34.99ドル〜 アメリカのThe Lunar Embassy公式サイト
水星(1エーカー) 34.99ドル〜 アメリカのThe Lunar Embassy公式サイト
冥王星(全体) 25万ドル アメリカのThe Lunar Embassy公式サイト

 

冥王星だけ1個買いなんですね(笑)

大きさ的に月よりも小さいと言われているので、その影響でしょうか?(笑)

複数人が手を挙げたら「共有」なんでしょうか?(謎)

 

現状、月の土地はは日本のサイトで購入することができそうですが、その他の惑星はアメリカのサイトから購入する必要があるみたいです。

 

ここに木星・土星・天王星・海王星が含まれていないのは、これらの惑星はガス(気体)が集まってできている惑星だからですね。つまり土地が無いんです。

 

土星はあの輪っかが岩の集まりなので、それを1個1個買うことはできないのでしょうか?(笑)

と思って調べてみたら…

 

あの土星の輪っかは、今では岩ではなくてほとんどが氷の塊だと言われているそうです。

ほおぉ。

で、その氷の塊が何個あるかは数えた人がいないらしいですね。

 

なんですが、その氷の粒を全部ガサっと集めて固めると…

なんと北海道と同じくらいの大きさになるそうですよ!

さすが土星、スケールが違いますね!

 

固定資産税はかかるの?

地球上で(「地球上で」なんて前置きするのがすでに可笑しいですよね・笑)土地を購入したら、毎年、固定資産税を支払いますよね。

月や惑星の土地も同様に、固定資産税はかかるのでしょうか。

 

結論からいうと、支払う必要はなさそうです(ホッ)

 

Lunar Embassy Japan によると、月や惑星の土地を購入した場合に、固定資産税や土地の維持費用などを支払う必要はないそうです。

月や惑星は、特定の国や個人が所有するものではないため、課税や維持の対象にならないということです。

つまり、誰かが所有していたものを買ったわけではないので、税金は発生しない、ということなんだろうと思います。

…でもきっと日本で買えば日本の消費税はかかるんでしょうね(汗)

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高橋海人・星の値段はいくら?

月や惑星については分かりました。(太陽系内の話ですね)

では星についてはどうなんでしょう?

 

星は買えるの?

買えるっぽいです(笑)

星を売っている会社は世界に10数社ほどあるそうで、一番安くて20ドルくらいだそう。

 

ところが、「買う」と言っても命名権や土地が買えるわけでは無いみたいですね。

正式な命名権を管理するのは国際天文学連合(IAU)ただひとつですからね。

 

つまり…各社の星登録データベースに名前が割り付けられて、紙1枚の自(社)称「星命名証書」が届く、というもののようです。

その購入したデータベースの内容は、政府や学会で使われることもありません。

 

で、星を売っている会社を調べると、「International Star Registry」や「Name a Star」などがありました。

しかしながら最初の「International Star Registry」はすでにサイトが閉鎖されていましたね…

 

そして、通常我々が肉眼で確認できる星は2500個程度なんだそうですが、これらの会社はすでに星を数百万個も売っているとか…

その購入した星の購入証明書のようなものには、その星の座標データが載っているそうなのですが、その座標もあいまいで、そこに星が有るかどうかもわからないとか。

 

とある大学の天文学准教授がこれまでにこう言った問題の問い合わせを十数件受けているそうです。

その中の一つは亡くなった親族の星を探して欲しいと頼まれたそうなんですが、座標データがアバウト過ぎて、結局よくわからなかったのだとか。

「しょうがないので、きれいな星空の写真を探して、一番きれいな写真を丸で囲んであげました

夢をぶち壊しにしたくて学者になったわけではないですからね」と心やさしい准教授は語っています。

GIZMODOより

 

というわけで、星は買えるけど、どこのどんな星を買ったのかは分からない可能性が有る

ということのようですね。

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高橋海人・オリオン座の周りってどんな星があるの?

というわけで、いよいよオリオン座ですが…

オリオン座:AstroArtsより

という感じですね。

この星を買うというビジネスは「星に名前を付ける」と同義なので、すでに名前のついている有名な星は買えないんだと思います。

 

ではこのオリオン座の周りの星、この図で見えている星をオリオン座を囲むように買うとすると、何個あるか?というと…

オリオン座の周りの星:AstroArtsより

この薄く囲った円の線上に乗る星を数えると、ざっと多く見積もっても100個くらいでしょうか?

 

で、星ひとつあたりいくらかというと、

Name a Starより

 

先ほどの星命名会社のサイトでは20ドル〜70ドルくらいの幅があるので(その値段の違いはパッケージの違いのようですが・笑)、中間の50ドルくらいのパッケージにしましょうか。

とすると、100個の星を購入すると、合計約5000ドル、

現在の円・米ドルの為替を1ドル150円とすれば…

約75万円!ということになりますね!

消費税込みで82万5千円です。100万円かかりません!

仮にこの円の内側全ての星を購入するとしても、多くてこの3倍?

300万円ですね。

 

この金額で「オリオン座は僕のものだ」と主張できるのなら安いものかも知れません。

「いくらかわかる金?」の番組で高橋海人くんにプレゼントしてあげても良いかもですよ(笑)

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高橋海人・星買える?いくら?まとめ

というわけで、星って買えるの?問題、いかがでしたでしょうか?

  • 高橋海人・そもそも星って買って良いの?:買うことに法的な問題は無いようです。月は日本でも、その他の惑星もアメリカのサイトで売っています。固定資産税は掛かりません。
  • 高橋海人・星の値段はいくら?:惑星以外の星も買えそうです。値段は20ドル〜70ドル程度。但しどこの星だか分からないという事態も起こりそうです(笑)
  • 高橋海人・オリオン座の周りってどんな星があるの?:買える星は公には無名の星のようですが、オリオン座の周りの星というと、100〜300個程度の星を買えば良いみたいです。

 

ぜひ「いくらかわかる金?」で100万円〜300万円ですので、オリオン座の周りの星を高橋海人くんにプレゼントしてあげてください!

もちろん番組はこれからも応援していきますよ!

それでは、今日もありがとうございました!

 

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