
今回の『林修の今知りたいでしょ!』では、コーヒーと紅茶、どっちが「心臓・血管」、「脳」、「血糖値」に効く?という話題が取り上げられます!
そのうち「コーヒー」について、インスリン分泌、カルシウム代謝を専門に研究され、糖尿病、内分泌、循環器なども幅広く臨床をされている医師で北品川藤クリニック院長の石原藤樹(いしはらふじき)先生が出演です!
今日は石原藤樹先生のプロフィール・経歴や、コーヒーが体に良い理由などについて、ちょっと見ていきたいと思います!
良かったら最後までお付き合いくださいね!
石原藤樹のWiki的プロフィール(経歴)
まず、石原藤樹先生のプロフィールから。
石原藤樹先生は1963年の生まれで、信州大学医学部(大学院)を卒業、医学博士の博士号を持っています。
石原藤樹先生は、研究ではインスリン分泌やカルシウム代謝を専門にし、臨床では糖尿病、内分泌、循環器など幅広く診療をされてきました。
やがて長年務められた都内渋谷区幡ヶ谷の「六号通り診療所」の所長職を経て、2015年に北品川藤クリニックを開設、現在は院長を務めています。
石原藤樹先生は地域医療にも深く根ざしたドクターでありながら、専門知識を活かして幅広い活動もされています。
そして、石原藤樹先生には“もう一つの顔”が…
「コーヒー好きだけど、好きなだけじゃない、専門家としてコーヒーと健康を語る人」。
石原藤樹先生は 『実年齢56歳、血管・骨年齢30代の名医が実践! コーヒーを飲む人はなぜ健康なのか?』 という本を出版しています。
石原藤樹先生のこの本では、最新の研究や臨床経験をもとに、コーヒーが体に及ぼす可能性のある良い影響を丁寧に解説しておられます。
また、石原藤樹先生はメディアにも時折登場されていて、「コーヒー vs 紅茶」といった健康特集番組で専門家としてコメントされるなど、コーヒーと健康の関係をわかりやすく伝える役割を果たしています。
石原藤樹がコーヒーは体に良いという理由
コーヒーが体に良いって本当?
さて、肝心の「コーヒー、体にいいって聞くけど、本当?」という話。
最近の大規模研究やメタ解析を見てみると、「コーヒーを中程度(目安として1〜5杯/日)飲む人と、死亡率や2型糖尿病の発症リスクが逆相関(=関連性)を持つ」という報告が多くあります。
これはすごい偶然、というより、ある程度パターンが見えてきたということです。
- 2型糖尿病:いくつかの研究をまとめたメタ解析で、「コーヒーを1 杯増やすごとに発症リスクが下がる」という報告があります。カフェインあり・なし、どちらの場合も改善の傾向があるという研究もあり、クロロゲン酸などの成分が関与しているのではないか、という指摘があります。
- 死亡リスク:コーヒーを飲む量と全死亡リスクをみた研究でも、中程度の飲用(2〜4杯など)が利益をもたらす方向にあるという報告が多いです。ただし、飲みすぎてもプラスになるとは限らず、摂取量には注意が必要です。
(1型糖尿病は遺伝的(先天的)にインスリンが分泌されない糖尿病/2型は主に生活習慣が元になった糖尿病)
コーヒーが体に良いメカニズム
なんでコーヒーがそんなに“いい感じ”に働くのかというと、いくつか考えられるメカニズムがあるそうです。
- 抗酸化作用:コーヒーにはクロロゲン酸などの抗酸化物質が含まれていて、細胞の“さび(酸化ストレス)”を減らす力が期待されます。これが血管や臓器の健康を支える役割を果たすかもしれません。
- 抗炎症作用」:慢性的な炎症は多くの生活習慣病の一因になりえますが、コーヒーの成分が炎症を抑える方向で働く可能性もあると研究で示されています。
- 代謝改善」:クロロゲン酸などがインスリン感受性を高めたり、血糖コントロールを助ける可能性が考えられており、それが糖尿病リスクの低下につながるという仮説があります。
- 神経系への作用:」カフェインはアデノシン受容体に働きかけて覚醒度を上げるだけでなく、神経保護や認知機能の低下を遅らせる可能性を示す研究もあります。ただし、この分野は「観察研究が多い」ため因果の解釈には慎重さが必要です。
石原藤樹の評判
石原藤樹先生はコーヒーをただ「おいしいから好き」だけでなく、「健康維持と習慣を結びつけるツール」として見ているように感じます。
石原藤樹先生の本や発信でも、「適量であれば多くの研究が利益を示しているが、万人に万能というわけではない」「個人差があるから、飲み方や体調に合わせて考えてほしい」といった慎重さが伝わってきます。
石原藤樹先生は臨床の現場で糖代謝や代謝異常を診てきた経験があるからこそ、コーヒーの利点とリスクを両方語れるんじゃないかな、というのが僕の素直な印象です。

北品川藤クリニック石原藤樹先生:スポニチアネックスより
そんな石原藤樹先生のクリニックでの評判は?…
- 先生がなるべく薬を飲まないで済むように考えて下さいます。話を最後まで聞いてくださり、質問をしやすい空気を作って頂けます。
- 病院のイメージって、待ち時間が長く診察が一瞬で「えっ!」って経験された方がほとんどかと思いますが、藤クリニックさんは親切丁寧です。
- 初診で伺いましたが、とても感じの良い先生です。スタッフの方も忙しそうでしたが、迅速かつ親切です。
話をじっくり聞いて頂き、他院では判らなかった事も先生の診断で判明し、安心してお任せできます。 - 先生が執筆した本もあり、ブログも書いていらっしゃいますが驕りのない先生です。
- 先生の説明は、解りやすく、時間を沢山かけてくれました。一気に不安が解消されました。先生の知識は、豊富で今では、家族全員がお世話になっています。
石原藤樹先生は見た感じからも想像できますが、本当に親切で優しいんですね。
患者さん一人ひとりに丁寧に接してこられたからこその評判の良さだと思いますし、コーヒーに関する知識・解説も心に響くのだと思います。
石原藤樹のコーヒー論まとめ
というわけで、石原藤樹先生の、コーヒーは体に良い理由とは?プロフィールや経歴、について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- 朝のコーヒーがやめられない人 → それだけでもある意味安心材料になり得る
- でも「コーヒー飲んだから病気にならない」と過信は禁物 → 他の生活習慣(睡眠、食事、運動)も大事
- もし不安があれば(不眠・頻脈・妊娠など) → 医師に相談を
石原藤樹先生はほぼ毎日ブログを更新して、コーヒーだけでなく僕たちの生活に有用な医療関連の情報を噛み砕いて発信しておられます。
こんな風に科学的知見と日常の楽しみをつなぐお医者さんが情報を発信してくれている、というのは心強いなと思います。
僕たちも石原藤樹先生のように、コーヒーとの付き合い方を「楽しみながら健康も大事にする視点」で考えてみてもいいかもしれませんね。
石原藤樹先生のそんな活動を応援しています!
今日もありがとうございました!


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