
「古野電気(FURUNO)」という会社名、聞いたことはありますか?
実はこの会社、世界中の船舶を支える航海機器のリーディング・カンパニーとして知られていて、業界ではかなりの有名企業なんです。
今回は、その古野電気を長年率いている代表取締役社長・古野幸男(ふるの ゆきお)さんについて、
出身・学歴・経歴・受賞歴などを中心に、できるだけ親しみやすくご紹介していきます。
古野電気 社長・古野幸男の基本プロフィール

「FURUNO」と古野幸男:社長名鑑より
まずは基本的なプロフィールから見ていきましょう。
- 名前 :古野 幸男(ふるの ゆきお)
- 生年月日:1948年2月2日
- 出身地 :東京都中央区
- 役職 :古野電気株式会社 代表取締役社長執行役員
1948年生まれということで、戦後日本の高度経済成長をリアルタイムで体験してきた世代。
日本企業が世界へ進出していく時代背景を、肌で感じてきた経営者と言えそうです。
古野幸男の出身・学歴|実は文系出身の社長だった

実験艇「古野丸」と古野幸男:神戸新聞NEXTより
東京都立上野高校から一橋大学へ
古野幸男さんは、東京都立上野高等学校を卒業後、
一橋大学 社会学部へ進学しています。
ここ、意外に感じる方も多いのではないでしょうか。
というのも、古野電気はバリバリの技術系メーカー。
それなのに社長は理系ではなく文系出身なんです。
一橋大学の社会学部では、社会構造や組織、人の動きなどを幅広く学びます。
この経験が、後の「人と組織を重視する経営スタイル」につながっていると考えると、かなり納得感があります。
古野幸男の社会人としてのスタートは帝人株式会社

漁業のスマート化を図る古野電気:社長名鑑より
古野電気に入る前に大企業で経験を積んでいた
大学卒業後、古野幸男さんが最初に入社したのは帝人株式会社。
1971年から約13年間勤務しています。
いきなり創業家の会社に入るのではなく、まずは外の世界で経験を積む。
このあたり、かなり堅実なキャリア設計ですよね。
大企業ならではの組織運営や管理、調整力などをここで身につけたことが、
後の経営者人生の土台になったと考えられます。
1984年に古野電気へ入社|ここから人生が大きく動く
1984年、古野幸男さんは古野電気株式会社に入社します。
古野電気は1938年に古野電気商会として古野清孝氏が創業した、当時から船舶の電気艤装工事に関わる会社でした。
古野清隆氏は古野幸男さんの養父(田中家から古野家へ養子に入った)に当たり、2013年に他界しています。
古野幸男さんは古野電気の5代目社長になります。
01代 1955年-1987年 古野清孝
02代 1987年-1992年 古野清賢
03代 1992年-1999年 国友茂
04代 1999年-2007年 古野清之
05代 2007年- 古野幸男
古野幸男さんの古野電気入社後の昇進スピードを見ると、会社からの評価の高さがよく分かります。
- 1987年:取締役(管理本部副本部長)
- 1990年:常務取締役
- 1999年:専務取締役(管理担当・東京支社長)
- 2007年:代表取締役社長
技術畑というより、管理・経営の中枢を担うポジションが中心。
これは「技術者をどう活かすか」を考える役割だったとも言えそうです。
古野電気 社長としての経営スタイル

古野幸男社長:FURUNO MIRAI PULSEより
世界市場を見据えた安定志向の経営
2007年に社長就任後、古野電気は国内だけでなく、
海外市場を強く意識した経営を続けています。
古野電気は売上の多くを海外が占めるグローバル企業。
短期的な利益よりも、長期的な信頼を重視する姿勢が感じられます。
派手な発言は少ないですが、
その分「静かに、確実に前へ進める」タイプの経営者と言えそうです。
古野幸男の受賞歴|藍綬褒章を受章
2021年 藍綬褒章を受章
古野幸男さんは、2021年に藍綬褒章を受章しています。
藍綬褒章は、産業の発展や社会への貢献が認められた人に贈られるもの。
長年にわたる企業経営や業界への貢献が、高く評価された結果です。
目立つパフォーマンスではなく、
コツコツ積み重ねてきた成果が評価されるところに、古野さんらしさを感じます。
古野電気の未来と古野幸男のビジョン
古野電気は、
1948年に合資会社古野電気工業所として世界初の魚群探知機の製造販売を開始しました。
2048年は、そこから数えて古野電気創立100周年の節目としています。
古野幸男さんは、その先を見据えた長期ビジョンの策定にも深く関わり、
若手社員と一緒に未来を考える姿勢を大切にしています。
トップダウンだけでなく、現場の声も取り入れる。
文系出身らしい「人を中心にした経営」が、ここにも表れています。
まとめ|古野電気の社長・古野幸男はこんな人
古野幸男さんは、
派手さはないけれど、芯が強く、信頼される経営者という印象です。
文系出身でありながら、世界的な技術企業を長年率いてきた背景には、
「人」と「組織」を大切にする姿勢があるのではないでしょうか。
船の航海と同じで、
本当に大切なのは派手な舵さばきよりも、安全に、確実に進むこと。
古野幸男さんは、まさにそんな経営を体現している社長だと感じます。
これからもますます会社を盛り上げていってほしいですね!
今日もありがとうございました!


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