今回の『情熱大陸』には、世界初のアトピー性皮膚炎に効く外用薬・コレクチム軟膏を開発した医師の蒲田健治(かばたけんじ)さんが登場です!
椛島健治さんは、「皮膚は人体最大の臓器であり、最前線のセンサーだ」という考え方の下、研究も臨床も全力で取り組んでおられる素晴らしい「お医者さん」です!
今日はそんな椛島健治さんのプロフィール(経歴)や奥さん(妻)はいるの?どんなん人? や、
なんと椛島健治さんが開発した世界初のアトピー性皮膚炎に効く外用薬開発の概要など、
ちょっと調べてみましたので、よかったら最後までお付き合いくださいね!
椛島健治のプロフィール(経歴)!
さて、それでは椛島健治さんのプロフィール・経歴について見ていきましょう。
- 生年月日:1970年5月27日
- 星座 :ふたご座
- 出身 :岐阜県
- 学歴 :1996年 京都大学医学部卒業
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- 1996年 横須賀米海軍病院 インターン
- 1997年 京都大学医学部付属病院 皮膚科 研修医
- 1997年 ワシントン大学医学部付属病院 内科・皮膚科 レジデント
- 1999年 京都大学大学院 医学研究科 博士課程
- 2003年 京都大学大学院 医学研究科 皮膚科学 助手
- 2003年 カリフォルニア大学 サンフランシスコ校 医学部 免疫学教室
- 2005年 産業医科大学 皮膚科 助教授
- 2008年 京都大学大学院 医学研究科 創薬医学融合拠点・皮膚科(兼任)准教授
- 2010年 京都大学大学院 医学研究科 皮膚科学 准教授
- 2015年 京都大学大学院 医学研究科 皮膚科学 教授
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椛島健治さん、京大医学部を卒業後、横須賀の海軍病院で1年間インターンしておられますね。
その翌年に京大に戻って研修医となっています。
通常、医学部を卒業すると、初期研修医として2年間、その後後期研修医として通常(専攻科によって異なるようですが)3年間、研修医として修行するんですね。
ですので恐らく椛島健治さん、海軍病院と京大でそれぞれ1年合計2年で初期研修、
その後、ワシントン大学でレジデント(後期研修医は”レジデント”と呼ばれることが多いです)、
かつ、博士課程を履修しながら後期研修をこなしたのでしょうかね?

椛島健治:情熱大陸公式サイトより
そして椛島健治さん、晴れて2003年から皮膚科の助手として、研究と臨床を本格的にやり始めたのではないでしょうか。
椛島健治さん、日本とアメリカを行き来しながら、ご自身のキャリア形成をしていったのでしょうね。
…ちなみに後期研修医を「レジデント」と呼ぶ理由ですが、レジデント=resident(居住者)で、家に帰れず病院に寝泊まりしている研修医、という意味だそうです(諸説あるようですが)
broom調べ
椛島健治の奥さん(妻)はどんな人?
さてそんな椛島健治さん、ご結婚はされているのでしょうか?
実はすでに素敵な奥さんがいらっしゃいますね。
奥さんも医師でなんと皮膚科医、皮膚科のクリニックを開業しておられます。
奥さんの簡単な経歴は…
- お名前:椛島かなこ
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- 1998年 関西医科大学卒業
- 2000年 京都大学大学院医学研究科
- 2002年 神戸理化学研究所発生再生化学総合研究センター
- 2007年 城本クリニック勤務
- 2011年 かばしまクリニック開業
- 2020年 かばしまクリニックを京都へ移転
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なんだか椛島健治さん、ちょっと照れてらっしゃる?ような、でも仲良さそうでいいねすね!
年齢的には、奥さんの生年月日がわからないのですが、椛島健治さんの方が少々年上?な感じなのかなと思います。
恐らく、京都大学の大学院時代に、椛島健治さんと出会って、同じ皮膚科専攻ということも相まって意気投合、ご結婚と相成りました…
と想像しますが、どうでしょうかね?(笑)
そんな単純じゃない!とお叱りを受けそうですが…
『かばしまクリニック』さんは、椛島健治さんの奥さん、かなこさんが院長ですが、
他にも何人かの医師がいらっしゃって、椛島健治さんご自身も、皮膚科医の一人として登録されているように見受けられます。
椛島健治さん、大学での研究、臨床と併せて、こちらのクリニックでも診察・治療をされているんでしょうね。
椛島健治が開発したアトピー外用薬「コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)」とは?
さてそれでは、椛島健治さんが開発した世界初のアトピー外用薬「コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)」とはどんなものなんでしょうか?
まず椛島健治さんは、皮膚の細胞の動きをリアルタイムで可視化するイメージング技術を駆使して、病変が起こる時の細胞の動きを観察したのだそう。
この技術はさらに研究が進めば今後、がんの発生や病変などの観察に応用でき、新たな創薬や診療に発展するかも知れません。
椛島健治さんはこのイメージング技術を駆使して、皮膚がかぶれを起こすメカニズムを解明しました。
アトピー治療の外用薬としてよく用いられるステロイド系の薬は、適切に使えば効果も有るのですが、皮膚のバリア機能が弱い方に使い続けると、かえって悪化してしまうとも。
そんな中、椛島健治さんのチームは、関節リウマチの内服薬として研究が進められていた化合物が、皮膚のバリア機能を改善する機能がある事を突き止めたのですが、
この薬は内服すると肝臓などに副作用が出るという弱点を持っていたそうです。
この化合物を直接皮膚に塗布したらどうだろう… マウスでの実験や上述のイメージング技術を駆使して研究を行い、
国内臨床試験では、抗炎症作用に加えて、かゆみを抑える作用による皮疹改善作用も確認できたという。
この椛島健治さんのチームの地道な研究によって、待望の非ステロイド系の外用薬「コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)」が完成したということです。
「コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)」は副作用が無く、顔にも塗ることができるそう。
ステロイドを使わずにアトピー性皮膚炎の症状をコントロールできるということで、今後のアトピー性皮膚炎の治療方法が変わろうとしているそうです。
アトピー性皮膚炎はもともと原因が良く分からず、対処療法によるしか無かったのですから、
これは患者さんにとってはなんとも明るいお話ですよね!
椛島健治まとめ
というわけで、椛島健治さんのプロフィール・奥さん・新薬開発について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- 椛島健治のプロフィール(経歴)!:京都大学を卒業してから、アメリカと日本を行き来しながら研究を重ね、皮膚科の専門家としてのキャリアを確立した素晴らしい人ですね!
- 椛島健治の奥さんはどんな人?:椛島健治さんの奥さんも皮膚科医でした。恐らく大学院で知り合って…その後は皮膚科クリニックを開業しておられて、椛島健治さんとしても頼もしい存在でしょうね!
- 椛島健治が開発したアトピー外用薬「コレクチム軟膏」とは?:効果はあるが副作用も無視できないステロイドに変わる、副作用のないアトピー治療薬として椛島健治さんのチームが開発しました!
そんな椛島健治さんは走ることが趣味だそう。
なんとあの京都大学iPS細胞研究所名誉所長の山中伸弥さんとはマラソン仲間なんだそうです。
しかも基本10キロ程度までの移動なら走る、という椛島健治さん。
これ、さすがに打ち合わせとか仕事には走っては行きませんよね?(笑)
そんな椛島健治さんを応援していきたいと思います!
今日もありがとうございました!
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