
最近、「サカナAI」という名前をニュースやSNSで見かけて、
「え、何者?」と思った方も多いのではないでしょうか。
サカナAIは2023年に東京で設立されたAIスタートアップです。
ただの新興企業ではなく、創業からわずか1年でユニコーン(企業価値10億ドル超)に到達し、
現在は4000億円規模とも言われています。
この成長スピードは日本のスタートアップ界ではかなり異例なんだそうです。
「気づいたらとんでもない会社が出てきた」というレベルなんですね。
というわけで今日は、この「サカナAI」とは何者か?
というテーマで、その中身を見ていこうと思います。
良かったら最後までお付き合いくださいね!
サカナAIの社長やメンバーは?異色すぎる創業チーム
サカナAIは、いわゆるワンマン社長ではなく、
- CEOのデイビッド・ハ
- CTOのライオン・ジョーンズ
- COOの伊藤練
という3人の共同創業体制なんですね。
CEO(社長):デイビッド・ハ
元Google系のAI研究者であり、
金融のバックグラウンドも持つ人物です。

サカナAI・CEOのデイビッド・ハ:日系ビジネスより
CTO:ライオン・ジョーンズ
AIの基盤技術である「Transformer論文」の著者の一人。
現在の生成AIブームの源流を作った人物です。

サカナAI・CTOのライオン・ジョーンズ:Forbes JAPANより
COO:伊藤錬
外務省の外交官として日米安保やEU交渉に関わった後、
世界銀行→メルカリ→AI企業とキャリアを展開しています。

サカナAI・COOの伊藤錬:AERA Digitalより
このメンバーを見ると、
「技術・ビジネス・国際政治」
のエキスパートが最初から揃っているという、
とんでもないチームであることがわかりますよね。
サカナAIの設立の経緯とは?なぜ東京で生まれたのか

「サカナAI」のロゴイメージ
赤い魚は「これまでの技術開発とは一線を画し、革新的なAIを生み出そうという決意」
:JB Pressより
サカナAIの設立の経緯で特徴的なのは、その発想です。
一般的なAI企業が「巨大なAIモデルを作る」方向に進む中で、
サカナAIは逆のアプローチを取っています。
小さなAIを組み合わせる「分散型」発想
サカナAIは、小さなAIを複数組み合わせて進化させるという手法を採用しています。
- 従来:巨大なAI1つで勝負
- サカナAI:小さなAIの群れで動く
まさに「魚の群れ(サカナ)」のようなイメージで、
社名の由来にもなっているんですね。
例えばイワシの群れ。
イワシ1匹1匹はとても小さく弱々しい存在ですが、
群れを形成することで、何十倍もの有機的な動きをする塊になるんですよね。
この「カタマリ」は様々な形に変化し、一瞬で向きを変え・霧散し、外敵から身を守る。
「サカナAI」はそんな有機的なAIスタートアップなんだと思います。
なぜ日本で創業したのか
これ、不思議ですよね?
このメンバーならアメリカで起業しそうですが、あえて東京を選んでいます。
明確に公表されているわけではありませんが、
状況から見ると以下の理由が考えられます。
- 日本はAI人材がいるのに企業化が弱い
- 政府や大企業の支援を受けやすい
- 競争が比較的少ない市場
実際にNVIDIAや三菱UFJ、ソニーなどが出資しており、
日本発のグローバルAI拠点を狙っている可能性があります。
日本と欧米のAI利用率を比べてみても…
- 個人によるAI利用率:日本 約20-30%/欧米 約70%
- 企業によるAI導入率:日本 約15-30%/欧米 役78%
と、日本ではまだまだAI市場が残されているんですね。
「伸び代しかない」という感じでしょうか?(笑)
サカナAIは上場している?株価は?
結論から言うと、現時点でサカナAIはまだ上場していません。
ただし、企業価値の規模や成長スピードを考えると、
2026年以降のIPOが噂されているようです。
このレベルの企業になると、
単なる資金調達というより「国家級イベント」
になる可能性もあり、
今後の動きに注目が集まっています。
個人的にはこのサカナAIの株を今のうちに買っておきたいと思うのですが、
買えるんですかね?
もしどなたか買う方法が分かるなら教えてください(笑)
サカナAIと認知戦の関係とは?なぜ話題になっているのか
さて、「中国の認知戦」との関連でサカナAIの名前が出ることがあります。
実際、昨年(2025年)11月の高市首相による台湾有事発言後、
中国が大量の認知戦を仕掛けてきていることが、サカナAIの解析によって分かっています。
そもそも認知戦とは何か
認知戦とは、人々の考え方や世論に影響を与える情報戦のことです。
- 情報操作
- 世論誘導
- 心理的影響
こうした分野で、現在AIの重要性が急速に高まっています。
陸・海・空・宇宙・サイバー、という5つの戦場に加わる、
6番目の戦場として、現在注目されているんですね。
分散型AIと認知戦の相性
サカナAIの特徴である「分散型AI」は、
構造的に以下の特徴を持っていると言われています。
- 一部が止まっても全体が動く
- 柔軟に対応できる
- 検知されにくい可能性
こうした性質が、認知戦の文脈と重ねて語られる理由の一つと考えられます。
まさにイワシの群れのような有機的な分散型AI。
これが「サカナAI」の真骨頂なんですね。
経営陣のバックグラウンドも影響
特にCOOの伊藤錬氏は、
外交や安全保障に関わってきた経歴を持っています。
そのため、「単なるAI企業ではないのでは?」
という見方が出ているのも自然な流れと言えます。
まとめ|『サカナAI』とは何者なのか
ここまでをまとめると、サカナAIは単なるAIスタートアップではなく、
- 世界トップレベルのAI人材
- 国際政治・経済の知見
- 分散型という新しい技術思想
を併せ持つ、かなり特殊な企業だということがわかりますよね。
現時点では未完成な部分もありますが、
それでもここまで評価されている点を見ると、
今後のAI業界や国際情勢において、
重要な存在になる可能性は高いのではないでしょうか。
「なんとなくすごそう」
で終わらない企業であることは間違いなさそうです。
あまり得意な分野ではありませんが、この「サカナAI」、
引き続き注目していきたいと思います。
今日もありがとうございました!


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