今回の『ナゼそこ?』にはなんと90歳になる豆腐職人が店主を務める「玉梨とうふ茶屋」です!
この「玉梨とうふ茶屋」の店主は佐々木謙一(ささきけんいち)さん。なんと90歳!
そんなお年とも思えない元気っぷりと口調で、ご自身の半生を語ってくれます!
ここでは、その気になる佐々木謙一さんのWiki的プロフィール(経歴)と、奥さんはいるの?どんな人?という辺りを調べてみたいと思います!
良かったら最後までお付き合いくださいね!
玉梨とうふ茶屋の佐々木謙一Wiki的プロフィール(経歴)
佐々木謙一の経歴 〜青ばと豆腐ができるまで
まずは奥会津に豆腐専門店「玉梨とうふ茶屋」を構える佐々木謙一店主の経歴(Wiki的プロフィール)について見ていこうと思います。
…とは言ってもあまり詳しい資料は見つからなくてですね…(汗)
- 出身 :福島県大沼郡
- 生年 :1935年前後(「背伸びして90歳」と仰っているので、昭和10年代かな?と…)
- 家族 :父母(他界)6人姉妹の長男
- 学歴 :高校中退(詳細不明)
- 職歴 :高校中退後、駅前にてスナック経営
- 趣味 :山スキーで400メートル転落の事故に遭い、足腰若干不自由
- 豆腐製作:48歳から亡き父の仕事(青ばと豆腐作り)を思い出しながら豆腐作りを始める。
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- …が、「にがり」の加減が難しく当時健在だった母に手ほどきを受ける。
- 「豆腐にならず、どれほど捨てたことか…」
- 上手くいかず、何十回と辞めようと思うも母を想い思い留まる。
- 天然塩田のにがりと、裏山の高森山の湧水を用いる。…高森山は標高1,000メートルの大山で、頂上近くは一面のブナ林。そこに降り積もった2メートルの雪が、100年かかって湧き出たものと言われている(奥会津百年水)。
- 昔ながらの豆腐作り… ようやく商品になるものが出来てきた。
- 「玉梨豆腐茶屋」の看板を上げて豆腐屋として本腰を上げる。
- しばらくは地元の人々からは昔の所業が祟って中々受け入れられずにいたが、県外や遠方からの評判が伸び始める。
- 青ばと豆の栽培を親しい農家に有機栽培で依頼。
- 数年の試行錯誤の後、「幻の青ばと豆腐」が完成(1990年代後半?)。
-
佐々木謙一さん、おそらく高校の頃は若気の至りで少々グレて?いたんでしょうね。
「札付きのワルだった」と佐々木謙一さんご自身も述懐しておられます。
駅前で遊んだり、もろもろ活動?しているうちにスナックの経営などするようになったのでしょう。
とは言えお母さんも年老いて、実家に一人置いておくこともできず、スナックを畳み、実家に戻って父が遺した豆腐作りを再開することに。
小さい村です。
佐々木謙一さんが「札付きのワルだった」ことは村中の人が知っているわけですから、
「豆腐屋復活しました!」と言っても近所の人はなかなか認めてくれないですよね。
ところが何年も試行錯誤して築き上げた味は本当に美味しかったんでしょう。
村の事情を知らない県外や遠方から来てくれたお客さんが「美味しい」と、佐々木謙一さんの作る豆腐のリピーターになってくれたんですね!
今ほどSNSが当たり前ではなかった2000年代から行列ができていたということですから、
佐々木謙一さんの作る豆腐の人気度合いは、相当のものだったのではないでしょうか?
やがて佐々木謙一さんの作る豆腐の評判は近所の村の人たちの中にも浸透していって、
「佐々木さんちのアノ息子、がんばってるんじゃない!?」と認めてもらったんでしょうね。
佐々木謙一さんの何年にも亘る努力が身を結んだ結果なのでしょう!
青ばと豆とは? 枝豆のこと?
では佐々木謙一さんが作る青ばと豆腐の「青ばと豆」ってなんでしょう?
普通の大豆(だいず)って、黄色というか乳白色というか、そんな色してますよね。
そんな大豆で作るお豆腐は「白い」ですよね。
でも佐々木謙一さんの青ばと豆腐はちょっと緑がかっているんです。

佐々木謙一の青ばと豆腐:玉梨とうふ茶屋公式サイトより
こんな感じですね。
ちょっとこれは食べてみたい!となりますよね(笑)
佐々木謙一さんの作る豆腐の豆は「青ばと豆」と言われていて、おそらく青大豆の一種なんでしょうね。
普通の「枝豆」は完熟する前の大豆で、未成熟のものを収穫して食べているんですね。
青大豆は完熟した状態で豆が青いという大豆で、枝豆同様に茹でても美味しいですし、浸し豆などにして食べることもあるとのことです。
普通の大豆と青ばと豆はその成分的にも結構違っているそうで、
大豆はたんぱく質や脂質、ビタミンB1B2が多いのに対して、
青ばと豆はビタミンAやビタミンCがかなり多く含まれていると。
そんなこともあり、青ばと豆腐は、通常の豆腐では味わえないような独特のものができるそうです。
玉梨とうふ茶屋の佐々木謙一に奥さんはいるの?
ではそんな独特で美味しい青ばと豆腐を作る佐々木謙一さんに奥さんはいるのでしょうか?
…若い頃に離婚されているようですね。
経歴の中で、高校を中退してスナックを経営、というところがあるのですが、
この頃に奥さんがいらっしゃったようです。
この頃は「札付きのワルだった」と佐々木謙一さんご自身でもおっしゃっているので、
想像ですが、スナックを経営しながらも生活は荒れていて、ご夫婦仲もウムムな感じだったのではないでしょうか…(汗)
そんな中、お母さんの面倒を見ると言ってスナックを畳んで実家に戻る際、佐々木謙一さんと奥さんは別れてしまわれたのかなぁと思います。
佐々木謙一の玉梨とうふ茶屋はどこにあるの?評判は?
玉梨とうふ茶屋の場所はどこ?
さてそんな佐々木謙一さんの「玉梨とうふ茶屋」はどこにあるの?というと…
- 住所:福島県大沼郡金山町玉梨363
- 電話:0241-54-2743
- 営業時間:9:00〜16:00
- 定休日:不定休(基本無休)
- 公式サイト
- アクセス
東京方面からクルマで行く場合、東北自動車道の西那須塩原ICで降りて、そこから下道約2時間、という結構な道のりになります(汗)
周りにはコンビニなど殆ど無いみたいですね!
玉梨とうふ茶屋の評判は?
そんな佐々木謙一さんの玉梨とうふ茶屋の評判はというと、
食べログ評価3.34、Google評価4.00という感じで、スゴイ高評価なのではないでしょうか?
食べログ評価の分布でいうと、3.0〜3.9の評価の方が最も多い感じですね。
口コミを読むと皆さん概ね「美味しい」ということなのですが、4.0以上があまり居ないというのは、
お値段が高め?だからでしょうかね?(分かりませんが…)
メニューは…

玉梨とうふ茶屋メニュー:食べログより

玉梨とうふ茶屋メニュー:食べログより
お豆腐の購入(お持ち帰り)にはクーラーボックスが必要ということなのでお忘れ無く!
オカラを揚げたドーナツはお土産としてもめっちゃ好評だそう。
また特筆なのがソフトクリームが美味いらしいです!豆乳で作っているそうですが(そりゃそうですよね笑)甘さが濃厚でめちゃうまとか!
いや〜食べてみたい!!
玉梨とうふ茶屋の佐々木謙一まとめ
というわけで、佐々木謙一さんとその玉梨とうふ茶屋、いかがだったでしょうか?
- 玉梨とうふ茶屋の佐々木謙一Wiki的プロフィール(経歴):若い頃はなかなかヤンチャだった佐々木謙一さん。現在はお父さんの遺してくれた豆腐屋とお母さんに教えてもらった技術で日本で唯一と言える人気のの豆腐屋さんになりました!
- 玉梨とうふ茶屋の佐々木謙一に奥さんはいるの?:佐々木謙一さんがまだヤンチャな頃に奥さんがいらっしゃったようです。残念ながら現在はお独りのようですね。
- 佐々木謙一の玉梨とうふ茶屋はどこにあるの?評判は?:東北自動車道IC降りてさらに2時間。なかなかに山奥です!が、それだけの価値があるということなのですね!
背伸びすれば90歳という佐々木謙一さん、そんなご高齢とは思えない元気さですよね!
またサービス精神も旺盛で、豆腐のため、というより(もちろん豆腐はとても大事にしてらっしゃると思いますが)、何より「お客さんのため」という精神でお店を切り盛りしてらっしゃる佐々木謙一さん。
これからもお身体を大事にしていただいて、美味しいお豆腐を作り続けていて欲しいですよね!
応援しています!
今日もありがとうございました!
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