
福島大学を揶揄する動画で大炎上したwakatte.tv(わかってtv)。演者の高田ふーみん氏は2026年9月5日に約8分の謝罪動画を公開しましたが、SNSでは「なぜプロデューサーの音畑柊氏が出てこないのか?」という疑問の声が多数上がっています。
ところが実は、音畑氏も高田氏の謝罪動画公開から約30分後に、自身のチャンネル「ネバタイズム」で今回の件について動画を公開していました。
この記事では、音畑氏の動画内容や、なぜ「謝罪していない」ように見えるのかを詳しく解説します!
なぜプロデューサーの音畑柊氏が出てこないの?世間の疑問

謝罪動画を投稿した「wakatte.tv」の高田氏:Yuturaより
今回の福島大学動画について、9月5日に高田ふーみん氏が単独で謝罪動画を公開したことで、視聴者からは「なぜ演者だけが謝罪するのか?」という疑問が噴出しました。
問題の福島大学の動画は、高田氏が個人的に勝手に作ったものではなく、wakatte.tvという番組として撮影・編集・公開されたコンテンツです。動画の概要欄には「Produced by 音畑柊」と明記されており、プロデューサーとしての関与は明らかでした。
そのため、
- 「指示した側が謝罪すべきでは?」
- 「演者に責任を押し付けている」
- 「なぜプロデューサーが出てこない?」
という批判がSNS上で相次ぎました。僕も会社でプロジェクト管理をしていますが、確かに何か問題が起きた時は、現場担当者だけでなく責任者も説明責任を果たすべきだと思います。
実は音畑氏も動画を公開していた!高田氏の30分後に

実は「ネバタイズム」で謝罪動画を投稿していた音畑氏:Yuturaより
ところが実際には、音畑柊氏も9月5日に自身のチャンネルで動画を公開していました。高田氏の謝罪動画から約30分後の投稿でした。
公開されたのは自身のチャンネル「ネバタイズム」
音畑氏が動画を公開したのは、wakatte.tvではなく、自身のチャンネル「ネバタイズム」(登録者数約2万人)でした。このチャンネルは音畑氏の個人チャンネルで、wakatte.tv(登録者数約61万人)とは規模も視聴者層も異なります。
なぜ多くの人が気づかなかったのか?
多くの視聴者が音畑氏の動画に気づかなかった理由は、主に2つあります。
- 1つ目は、チャンネルの規模の違いです。wakatte.tvと比べて「ネバタイズム」の登録者数は約30分の1。普段からwakatte.tvを見ている視聴者が、音畑氏の個人チャンネルをチェックしているとは限りません。
- 2つ目は、タイミングと動画のタイトルです。高田氏の謝罪動画が注目を集めている中、30分後に別チャンネルで公開された動画は埋もれやすかったんですね。
音畑氏の動画は「謝罪」だったのか?内容を詳しく解説
では、音畑氏の動画は高田氏のような「謝罪動画」だったのでしょうか?
冒頭で「申し訳なかった」と述べている
音畑氏は動画の冒頭で、「その発言において真意はもう置いといて」という立場を示したうえで、大学関係者、研究者、被災した人、そしてこの発言で傷ついた人に対して、「本当に申し訳なかったな」という気持ちを述べています。
ですから、厳密には「音畑氏は謝罪していない」というのは正確ではないのかな、という気もします。謝罪の言葉自体は述べている、わけなんですよね。
ただし高田氏とは全く違う構成だった
ところが、高田氏の謝罪動画とは構成が大きく異なりました(高田氏の謝罪内容の是非はともかく)。
【高田氏の動画】
- カメラの前で頭を下げる
- 「自分の発言が悪かった」と明確に認める
- 「本当にひどい発言だった」と謝罪
一方、
【音畑氏の動画】
- 問題について説明する
- 自分の判断について釈明する
- 批判コメントに反論する
- 今後の番組について話す
- 最後に「申し訳なかった」という趣旨を述べる
つまり、動画全体の構成が「説明・釈明」中心で、「謝罪」は後回しになっていたんですね。これが「謝罪していないように見える」最大の理由だと思います。
実は9月1日には批判に反論していた音畑氏
さらに、9月1日の段階では、音畑氏の対応はもっと違っていました。
「いつも通りのボケ」という認識
9月1日に高田氏がXで謝罪した一方、音畑氏は自身のYouTube動画のコメント欄などで、批判に対してかなり強い反応をしていました。
たとえば、「いつも通りのボケ」という表現で問題の発言を擁護したり、「お前が一番福島ディスってどーすんねん?」といった反論を展開していたそうです。
批判コメントへの強い反応
さらに、批判者に対して
- 「外野のお前に何の関係があんの?」
- 「こんなとこまでわざわざコメントしにきて、よっぽど友達おらんねんな」
といった趣旨の返信をしていたとのこと。
つまり、少なくとも9月1日時点では、「申し訳ありません」という方向ではなく、問題の発言を「いつものボケ」と捉えて擁護する姿勢だったわけです。
音畑氏が認めた重要なこと「再公開は俺の責任」
僕が今回の件で最も注目すべきだと思うのは、音畑氏が制作側の責任について踏み込んで認めている点です。
テロップを追加して再公開を指示したのは音畑氏
問題の動画は一度非公開になった後、テロップを追加して再公開されました。この再公開を指示したのは音畑氏自身だったと説明しています。
音畑氏の説明では、「福島大には触らせたくない」という画像だけが切り取られて広まり、高田氏が「福島や原発、震災を差別する人」というレッテルを貼られてしまうことを心配したそうです。そこで、「本当はそういう意図じゃないんだ」ということを分かってもらいたいという考えから、テロップを追加して再公開したとのこと。
そして、その判断について、「再公開を指示したのは自分の責任」という趣旨の説明をしています。ところが、その再公開によって、結果的には福島の人たちをさらに怒らせることになってしまったわけですね。
「wakatte病」という独特な表現で制作体制の問題を認める
さらに音畑氏は9月5日の動画で、今回の問題を単なる「高田の失言」として処理するのではなく、「wakatte病」という独特な表現を使っています。
要するに、
今まで同じようなことをやっても問題にならなかった→今回もその延長線上で考えてしまった→スタッフ全員が「wakatte病」になっていた
という説明です。
コンプライアンスチェック体制の不備も指摘
音畑氏は
「『wakatte病』にかかっていない人をコンプライアンスチェックに入れるべきだった」
という趣旨の反省も述べています。
これはかなり重要な指摘です。つまり、「高田が悪かった」だけではなく、「制作チームのチェック体制にも問題があった」というところまで、音畑氏自身が認めているんですね。
長年IT業界でプロジェクト管理をしてきた僕の目から見ても、こういうチェック体制の不備は組織全体の問題だと思います。
なぜ「謝罪していない」ように見えるのか?構造を分析
高田氏の謝罪との決定的な違い
実際には音畑氏も9月5日に謝罪の意を表しています。しかし、視聴者から見ると、高田氏とは全く違う印象を受けるんですね。
【高田氏】
- カメラの前で頭を下げる→「自分の発言が悪かった」と明確に認める→「本当にひどい発言だった」と謝罪
【音畑氏】
- 問題について説明する→自分の判断について釈明する→批判コメントに反論する→今後の番組について話す→最後に「申し訳なかった」という趣旨を述べる
「釈明・説明」が中心で「謝罪」が最後だった
この構成の違いが、「謝罪した」というより「説明・釈明した」という印象になっているんだと思います。実際、公開直後から「謝れない人の典型」「プロデューサーとして責任を持って謝罪すべき」といった批判が出ています。
今後のwakatte.tvはどうなる?音畑氏が示した複数の案
音畑氏は今後についても複数の案を出しています。例えば、高田ふーみんのキャラクターは維持するがディスり部分にはピー音を入れる案、もっとマイルドなキャラクターに変更する案、大学紹介や参考書紹介など実用的なコンテンツ中心にする案などです。
ただし、本人も「答えは出せない」という趣旨で話しており、9月5日時点では最終決定ではなく中間報告という位置づけでした。
世間の反応やSNSの声
SNS上では、音畑氏の対応について賛否両論が広がっています。
批判的な意見としては、
- 「高田だけに謝らせて音畑やばいだろ」
- 「制作サイドが説明責任を果たすべきなのに高田氏だけが責任を負わされている」
- 「こういう時にプロデューサーが出てこないの本当に終わってる」
といった声が多く見られます。
一方で、
- 「音畑氏も一応謝罪はしている」
- 「制作体制の問題を認めたのは評価できる」
という意見もあります。
まとめ:音畑氏は謝罪したが「謝罪していないように見える」理由
今回のwakatte.tv福島大学動画問題について、分かったことをまとめます。
- 音畑柊氏は9月5日に自身のチャンネル「ネバタイズム」で動画を公開
- 高田氏の謝罪動画から約30分後の投稿だったため多くの人が気づかなかった
- 動画では「申し訳なかった」と謝罪の言葉は述べている
- ただし構成は「説明・釈明」中心で「謝罪」は最後だった
- 9月1日には「いつも通りのボケ」と批判に反論していた
- 再公開を指示したのは自分の責任と認めている
- 「wakatte病」という表現で制作体制の問題も認めた
- 今後の番組について複数の案を示したが最終決定はしていない
音畑氏が制作側の責任を一定程度認めたことは重要だと思います。一方で、謝罪の仕方や構成が高田氏とは大きく異なるため、視聴者には「謝罪していない」ように映ってしまったんですね。
僕自身、長年会社で働いてきた経験から思うのは、誠実さというのは言葉だけでなく、伝え方や順序にも表れるということです。
同じ「申し訳ありません」という言葉でも、それをどのタイミングで、どんな文脈で述べるかで、受け取る側の印象は大きく変わります。
音畑氏の新しい情報が入ったら、また追記していきますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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