今回の『カンブリア宮殿』には、富山県は滑川市の工作機器メーカ「スギノマシン」社長の杉野岳(すぎのがく)さんが登場です!
スギノマシンは創業の1936年以来、89年連続で黒字経営を続ける老舗産業機械メーカーです!
創業以来ずっと黒字もすごいですが、それが89年間ですよ!
こんな会社なかなか無いんじゃないでしょうか?
この老舗メーカー「スギノマシン」を率いる社長の杉野学さんの経歴はどんな風なのか?
またこのスギノマシンが得意とする「ウォータージェットカッター」が、銀座・ソラマチ・渋谷の「カワイイ」を創っている? というそのギャップについて、ちょっと調べてみました!
良かったら最後までお付き合いくださいね!
スギノマシン社長・杉野岳の経歴は?Wiki的プロフィール!
まずは老舗産業機器メーカー「スギノマシン」の社長、杉野岳さんの経歴(Wiki的プロフィール)を見ていきましょう!
- 生年月日:1973年12月
- 出身 :富山県
- 学歴 :1997年 京都大学 経済学部 経営学科 卒業
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- その後、英イングランド ロンドン大学/同ウォーリック大学大学院留学
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- 経歴 :1999年 豊田工機(現ジェイテクト)入社
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- 2001年 スギノマシン入社 新規事業開発本部長、経営企画本部長、常務執行役員歴任
- 2019年 スギノマシン副社長執行役員
- 2023年 スギノマシン代表取締役副社長
- 2025年 スギノマシン代表取締役社長
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- 信条 :クールヘッド・ウォームハート(根拠に基 づいた思考・判断と、熱意を持った実行)
- 趣味 :自転車・スキー・テニス・料理

杉野岳社長:日本経済新聞より
杉野岳さん、京都大学で経営を学んだ後にイギリスに留学、
2年間の間にロンドン大学とウォーリック大学大学院に行っておられます!
ロンドン大学もウォーリック大学も、どちらもイギリスでトップクラスの大学ですから、
杉野岳さん、この2つを2年間で修了しているという超優秀ですよね!
そして杉野岳さん、社会人一歩目が世界のトヨタ自動車から分離独立した、豊田工機(とよだこうき)。
自動車産業は技術の裾野が広く、豊田工機はその中でもステアリングなどの機械部品、電子制御を必要とする研削盤などの工作機器、産業用ロボットなどのメカトロニクス系が主力の会社です。
杉野学さんはそんな工作機器・メカトロニクスに強い豊田工機で、トヨタ式の経営学を2年間みっちりと学んでスギノマシンに戻って来たのでしょう。
杉野岳さん、生まれの良いサラブレッドが育ちも素晴らしく、さらに実践経験を積んで戻ってきたという感じでしょうか。
これはスギノマシンにとってとてつもない財産なのではないでしょうか?
スギノマシン社長・杉野岳が造るウォータージェットカッターとは?
さて、そんな杉野岳さん率いるスギノマシンが造るウォータージェットカッターとは、いったいどんな技術を使ったカッターなのでしょうか?
簡単に言うと、ものすごい高圧で細く水を噴射して物体を切断する、という事です。
そりゃまぁ、柔らかいものなら切れるかもけど、ビショビショに濡れるしボロボロになるのでは?と思いますよね?
ところがこのウォータージェットカッター、柔らかいものはもちろん、石や金属も切断できるし、なんと切断面に水が残らないというから驚きですよね!
なぜウォータージェットカッターは切断面に水が残らないのか?というと、切断に使う水がとても高速で噴射されるからだそうです。
音速の三倍という速度で噴射された水は、切断した素材に残る前に飛び散ってしまうそう。
さらに固いものをノコギリなどで切断した事のある方なら分かると思いますが、その切断面はノコギリなどとの摩擦によって熱を持ちますよね。
ウォータージェットカッターにはこの切断面が熱を持つということが無いんです。
これは切断する素材が熱変性を受けないということですから、熱に弱い素材や食品などを切断する場合にとても有利に働くということですね!
これは↓金属やカーボン複合材を切断する映像ですが、メカトロニクスとの融合でとても正確に切断されている様子が見てとれます。
いやウォータージェットカッター、ものスゴイ技術ですよね。見惚れてしまいます!(笑)
スギノマシン社長・杉野岳のウォータージェットカッターとカタヌキヤのカワイイの相性は?
そしてこのスギノマシンのウォータージェットカッターを使った「カワイイ」がこちら!

カタヌキヤのパンダウム:カタヌキヤ公式サイトより
平焼きのバームクーヘンにキャラクターをプリント、ウォータージェットカッターで型抜きしたカワイイを楽しみながら食べるという新しいお菓子を提案する「カタヌキヤ」さんです。
カタヌキヤさんは、銀座本店・東京スカイツリータウンソラマチ店・エキュートエディション渋谷店の3店舗での展開ですね。
そして、カンブリア宮殿で紹介している渋谷エキュート限定の「ハチ公」がこちら!

渋谷の渋ハチバウム:カタヌキヤ公式サイトより
カ、カワイイですね〜! こちらメープル味だそうです!
そして…バンダナの色&表情ちがいの「しぶハチ」が、ランダムで入っているそう。
パターンは全部で5種類!

特別仕様の渋ハチバウム:カタヌキヤ公式サイトより
いやカワイイ! 渋谷のお土産としてもとても良いですね!
コンプリートしたくなりますね!
ウォータージェットカッターでバームクーヘンが切れるというのも驚きですが、この可愛さもまた驚き!
そしてこのアイデア!誰が考えたんでしょう?
カタヌキヤさんでの型抜きの様子や召しあがり方のアドバイスなど、こちら↓をご参考に!
ウォータージェットカッターは先述のとおり、素材に当たった水は瞬時に飛び散って残らないことから、切断面に雑菌などが付きにくく、衛生面でも食品の切断にとても適しているそうです!
スギノマシン社長・杉野岳とウォータージェットカッターまとめ
というわけで、スギノマシン社長の杉野岳さんとウォータージェットカッター、いかがだったでしょうか?
- スギノマシン社長・杉野岳の経歴は?Wiki的プロフィール!:杉野岳さんは京都大学経済学部からイギリスの大学に留学、その後豊田工機→スギノマシンとステップアップしながら自社も成長させるという素晴らしい経歴ですね!
- スギノマシン社長・杉野岳が造るウォータージェットカッターとは?:高圧高速で細い水を噴射して素材を切断するウォータージェットカッター。石・鉄のような固い物も食品のような柔らかいものも切断できる優れもの。その用途は無限大です!
- スギノマシン社長・杉野岳のウォータージェットカッターとカタヌキヤのカワイイの相性は?:カタヌキヤが展開する「パンダウム」や「渋ハチバウム」、とてもカワイイですよね! 衛生的で正確な切断ができるウォータージェットカッターならではの商品ですね!
なんだか前半はめちゃめちゃ機械系な話、後半はカワイイ〜!な話と、同じテーマの内容とは思えませんね(笑)
いやこれもスギノマシン社長の杉野岳さんの経営あっての事なのではないでしょうか?
これからも杉野岳さんのユニークなアイデアと実行力で、日本の製造業を元気にしていって欲しいですね!
応援しています!
今日もありがとうございました!
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