いよいよ今日2025年10月13日で大阪夢洲で開催されていた大阪万博2025が閉幕します。
当初、気味悪がられていた「ミャクミャク」くんも今では人気者!
万博跡地の利用と共に、ミャクミャク像の今後も気になりますよね!
というわけで、今日は大阪万博2025跡地利用とミャクミャク像の今後の行方についてちょっと調べてみましたので、良かったら最後までお付き合いくださいね!
大阪万博2025閉幕で夢洲跡地は中国企業へ売却の噂!?は本当?
さて気になる大阪万博2025の跡地問題。
当初は早々に開発事業業者に売却されてIR事業でカジノ建設!なんて言われていましたよね。
そしてその開発事業業者は実は中国系企業で、周辺の土地の買収も進んでいるなどとも言われていました。
そんな噂が大阪万博が始まっても、6月くらいまではネット上で中国系企業による買収話が出回っていましたね。

大阪万博2025夢洲会場:読売新聞オンラインより
ところが9月も過ぎると「そんなウワサはデマです」という話も聞こえて来て、いったいどっちなの?という感じになってしまいました。
結論から言うと、やはり中国系企業に売却するというのは『デマ』だったという事ですね(笑)
さらに開発事業業者に早々に売却される、というのもちょっと違うようで、しばらくは大阪府が管理運営するようです。
大阪万博2025閉幕で夢洲跡地は総合エンタメ施設へ?
とは言え、大阪万博跡地の北側49ヘクタールはすでにIR事業(統合型リゾート)での再開発が決定しているということで、

大阪万博2025跡地利用計画:夢洲まちづくり基本方針より
この図でいうところの「第1期」のところですね、ここがIR事業に割り当てられるようです。
大阪府と大阪市は、夢洲を「国際観光拠点」と位置づけ、万博後の発展に期待をかける。「圧倒的な非日常空間を作りたい」。吉村洋文知事(50)はそう繰り返してきた。
読売新聞オンラインより
吉村大阪府知事のこのような方針を受けて、上の図の「第2期」「第3期」の部分には、
アリーナ、ウォーターパーク(水族館)、サーキットなどのエンターテインメント施設を作る事も検討されています。
とは言え、万博跡地のまちづくりは、
- 「エンターテイメントシティの創造」
- 「SDGs未来都市の実現」
- 「最先端技術の実証・実践・実装」
の3つを大きな柱としていますので、ただ人を呼べればよい、楽しければ良い、
といったエンタメや商業に偏った開発になってしまうことは、再開発の意に沿いません。
そのあたりについて、まさに今現在、議論が続けられているようです。
過去の万博会場の跡地利用を見てみると…
2005年の愛知万博の長久手会場は当初から記念公園としての整備が決まっていました。
一部の建物はスケート場などとして利用され、2022年には「ジブリパーク」が開園して、
年間に260万人超で賑わう超人気スポットに成長しています。
2021~22年のドバイ万博ではパビリオンの大半が住居やオフィス、商業施設に再利用されています。
大阪万博2025の跡地利用も、「今頃議論しているの?」という声ももちろんありますが、
これからの時代の潮流に沿うように、十分時間をかけて議論することも必要だろうと思います。
大阪万博2025閉幕で夢洲の「ミャクミャク」像はどこへ行くの?
さて「ミャクミャク」像。
公開当初は「気持ち悪い」「怖い」「なんだか良くわからない」などなど、酷評されていましたが、
蓋を開けてみたらなんと大人気! 大衆心理というものは本当に分からないものです(笑)
現在では(というか閉幕間近な現在でも)、コラボグッズや新グッズが出ると即完売、会場内のグッズ売場には連日長蛇の列ができるほどになっています。
このミャクミャク人気は大阪府側もまったくの想定外だったでしょうね。
そしてこの大阪万博2025閉幕後、このミャクミャク像はどこに行くのか?気になりますよね?
「これはレガシーとして…すいません、大阪府がもらいます。そして色んな観光地を転々と設置をして、これからも多くの皆さんに楽しんでいただけたら。最初は1970年の吹田の万博会場に設置をしようと思っています」と、「万博記念公園」での移設を明かした。
Lmaga.jpより
というのが大阪府の意向のようですね。
まずは1970年の第1回大阪万博の記念公園に移設して、おそらくその後、依頼があれば各観光地に貸し出す形になるんでしょうね?

ミャクミャク像:JIJI.comより
あの岡本太郎氏の「太陽の塔」のように大きくはないので、貸し出すのもそれほど費用は掛からなそうですね(笑)
ミャクミャク像が自分の地元に来たら、大阪には行けなかったけど記念写真撮ろう!という需要は結構あるかも知れませんね!
大阪万博2025閉幕まとめ
というわけで、大阪万博2025が閉幕するということで、跡地は中国企業に売却って聞いたけど本当?その後の利用はどうなるの?ミャクミャク像はどこへ行くの? などなどについて見て来ました。
いかがだったでしょうか?
- 大阪万博2025閉幕で夢洲跡地は中国企業へ売却の噂!?は本当?:当初は中国企業へ売却なんて言われていましたが、どうやらこれは「デマ」ということですね。
- 大阪万博2025閉幕で夢洲跡地は総合エンタメ施設へ?:大阪万博2025跡地の利用は、北側の49ヘクタールはIR事業として開発予定とのことですが、その他についてはまだ議論が固まっていないようですね。とは言え、焦らず、十分な議論と地元理解が必要と思います。
- 大阪万博2025閉幕で夢洲の「ミャクミャク」像はどこへ行くの?:一転大人気となったミャクミャク。まずは大阪府が所有して万博記念公園へ。その後、各観光地へ貸し出しするような形になりそうです。
開催前から色々と議論のあった大阪万博2025ももう閉幕。
現在も様々な議論が残されていますが、いずれにせよ日本経済を元気にする方向に動いていって欲しいものですよね。
応援しています!
今日もありがとうございました!
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