食堂・レストラン・スーパー・商店街・居酒屋…などなど。一つの現場にカメラを置いて、そこで繰り広げられる人間模様を72時間定点観測するNHKのドキュメンタリー番組です。

ドキュメント72hoursより
通常、日本国内での撮影が多いようですが、今回の舞台はなんと韓国はソウル。
当地で21年前に日本人が始めた日本居酒屋。
連日、韓国のお客さんで大賑わいだそうです。生ビールに日本酒、枝豆やアジフライ、焼きそば。
職場仲間でワイワイ、家族や夫婦、カップルで訪れる方々もたくさん。10年通い続けているお客さんもいらっしゃるとか。
そんなドキュメンタリー番組の予告編を見ていて疑問に思ったことを調べて書いてみましたので、もし良かったら最後までお付き合いください!
ソウルのどこに有るの?
まずはこれですよね。
予告編の中ではどこに有るなんという名前の居酒屋かは言ってなかったのですが、調べましたよ。
なんて、結構ソウルでは有名な日本居酒屋のようで、すぐに見つかったんですけどね(笑)
ソウル市内の大統領府『青瓦台(チョンワデ)』のちょっと南の方でしょうか(2, 3kmかなぁ?)。
お店の名前は『とんあり 貞洞店』です。Googleマップで検索するとチャンと出てきます。

とんあり貞洞店外観:Googleマップより
こんな感じの外観。ちょっと高級っぽいですかね?

とんあり貞洞店店内:Googleマップより
店内もおしゃれです。コの字型のカウンターの中に店主?さんがいらして、周りにはテーブル席もあるようですね。
一人当たりのご予算は20,000〜30,000ウォンということなので、大体、2、3千円というところでしょうか?
韓国にいながら大阪のようだとなかなか評判も良いようですし、雰囲気よし、味よし、コスパよし、な日本居酒屋という感じですかね。是非行ってみたいです!
何度も乾杯する!?
さて、動画の冒頭、「かんぱ〜い!」と聞こえますが、韓国語で乾杯の意の言葉は「コンベ」と言うらしいので、多分「コンベ〜〜!」と言っているんですね。
普通に見ているとまぁ日本でもお馴染みの普通の飲み会の始まりの風景という感じですが、テーブルの上を良く見てみると、食事はあらかた食べられ尽くしている様子…
もしかして『シメ』の乾杯?と思いましたが、日本ではシメに乾杯はしませんよね。
会社の打上げ飲み会とか忘年会なんかではよく『三本締め』とか『一本締め』なんかしますけど、乾杯で締めることはないですよね。
と思ってちょっと調べてみると、なんと韓国では飲み会の間、何回でも乾杯するらしいです(驚)
なぜ?と思ってしまいますが、韓国ではその飲み会の場を盛り上げたり、雰囲気を変えたりする時にとにかく乾杯するという習慣があるそうです。
ではどんなタイミングで乾杯するのか?ですが、基本的には誰かがお酒を注いだら、ということが多いそうです。
だいたい1回の飲み会で30回は乾杯するそうです。お酒を注ぐたびにしていたらまぁそうなりますわな(笑)
でもまぁそれはそれで盛り上がるキッカケがたくさん有るということで、楽しそうですよね!
その他の飲み会マナー!
その他の飲み会のマナーとしては…
まず見慣れないのが、目上の方の前でお酒を飲む時、目下の人は顔を横に向けて口元を隠して飲むということですね。
これとセットというか、お酒は目上のひとに勧められてから飲む、ということですね。これは日本でも何となくそうしている人も居そうですが、韓国では徹底しいるみたいです。
これらは韓国の伝統的思想である『儒教』の影響でしょうね。とにかく目上の人を敬う、ということが徹底されています。
日本でも儒教が入った時期がありますので、そんな感覚は分からなくもないところですが、ここまで徹底してはいないですよね。もうちょっと寛容というか。
まぁよく日本はお酒に関して寛容な国だと言われていますので、余計にそう思っちゃいますね。
まとめ
というわけで、NHKで紹介された韓国はソウルの日本居酒屋について書いてみました。
なかなか美味しそうな料理が並んでいますので、婚国旅行など計画されている方は行かれることを検討してみてはいかがでしょうか?
僕だったら絶対ルートに入れてしまいます。
そうそう、韓国って昔は(朝鮮の時代)は漢字も使っていたのはご存知だとは思いますが、現在は通常の読み書きはハングルが主体で、漢字を使うのは人名などの固有名詞や地名だけ、になっているそうですね。
で、ここで面白いのが首都の『ソウル(Soul)』。このソウルを表記する漢字は無いそうです。しかも漢字の無い地名はこのソウルだけなんだとか(この認識が間違っていましたらご指摘頂けましたら幸いです)。
不思議な感じですよね。このへんもちょっと調べてみたいところです。
では今日はこの辺で。
ありがとうございました!
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