今回の『カンブリア宮殿』は、そばチェーン「ゆで太郎」を展開する株式会社ゆで太郎システムの代表取締役社長、池田智昭(いけだ ともあき)さんが登場です!

池田智昭さんはあの有名な某お弁当チェーンのフランチャイズから、「ゆで太郎」を創業して経営者になるという異色の経歴!
今日はそんな池田智昭さんのWiki的プロフィール・学歴、池田智昭さんおすすめのあるメニューの食べ方まで、ちょっと調べてみましたので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです!
ゆで太郎社長・池田智昭のWiki的プロフィール
まずは簡単に池田智昭さんのプロフィールから。
- 生年月日:1957年(昭和32年)生まれ
- 出身地 :東京都
- 出身高校:東京都立江北高等学校
- 出身大学:明治大学文学部史学地理学科(1980年卒)
- 経歴 :1980年「ほっかほっか亭」で大学の先輩と共同経営のフランチャイジーとなる。
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- ほっかほっか亭の店舗を5年で5店舗まで拡大するも、先輩と意見が分かれ始める。
- 独立のためほっかほっか亭本部に相談に行ったところスーパーバイザーとして雇用される。
- 2004年8月 株式会社ゆで太郎システムを創業 代表取締役社長就任
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ゆで太郎システム社長・池田智昭:日本経済新聞より
池田智昭さんは大学の先輩とほっかほっか亭のお弁当の価格の安さと美味しさに感動し、ほっかほっか亭のフランチャイズ店を先輩と共同で学生起業したそうです。
もともとは中学校の教諭を目指して教員免許も取得していた池田智昭さん、教育実習で違和感を覚えた後、何か食関係の職業に就きたいと考えていたそう。
そうして辿り着いたこのゆで太郎への道。
こうしてみると、池田智昭さんは「食」と共に歩んできた人生そのものなんですね。
学生時代からの「食」への関心
池田智昭さんは、東京都出身。明治大学の史学地理学科を卒業されています。
地理学や歴史を学んでいたというのも、なんだか「土地や文化への興味」がにじみ出ていますよね。
後に“そば文化”を大切にする経営者になることを思うと、偶然とはいえちょっと運命的。
現場からスタート!「ほっかほっか亭」での挑戦
大学時代、池田智昭さんは上で記したとおり大学の先輩と「ほっかほっか亭」のフランチャイズオーナーとして起業します。
池田智昭さんは、お弁当を通して“おいしさ”と“地域のお客さんとの関係”を学んだそうです。
その後、先輩との共同経営から独立する相談のため本部に行ったところ、それまでのオーナーとしての経験が評価されて、ほっかほっか亭東京事業本部にスカウトされます。
ここからは池田智昭さん、「現場」から「仕組みを作る側」へと立場が変わり、スーパーバイザー(SV)を経て取締役営業本部長など、いくつもの重要なポジションを務めました。
普通なら“本部”の人が現場を指導する立場ですが、池田智昭さんはその逆なんですね。
現場から上に上がった人だからこそ、実際の店舗運営に寄り添った経営・改善ができたのではないでしょうか。
「ゆで太郎システム」誕生と、そばへのこだわり
池田智昭さんは2003年にほっかほっか亭を退職後、翌2004年に株式会社ゆで太郎システムを設立します。
「ゆで太郎」の全国展開を本格的にスタートさせたんですね。
実は池田智昭さんの「ゆで太郎システム」は、信越食品が展開する元祖「ゆで太郎」をフランチャイズ展開するための会社なんです。
その信越食品の水信春夫(みずしなはるお)社長とも旧知の仲。実は水信春夫さんも以前ほっかほっか亭でそば屋(後のゆで太郎)の開業資金を貯めていたんです。
そんな縁があって、信越食品の直営店のゆで太郎はそのままに、フランチャイズ展開の事業を池田智昭さんがすすめる事になったんですね。
そんなわけで、池田智昭さんの社名は「ゆで太郎”システム”」なんですね!
ところで、ゆで太郎といえば、あのキャッチコピー。
「挽きたて・打ちたて・茹でたて」
この“三たて”をチェーンで実現するのは並大抵のことではありません。
池田智昭さんが現場経験者だからこそ、「機械化しても“職人の味”を再現する」ことを徹底できたんでしょうね。
また、日経のインタビューでは“効率だけを追わない経営”というスタンスが紹介されています。
たとえば、「お客様が食べる5分のために、厨房で30分準備することもある」といった言葉に、職人気質を感じますよね。
ゆで太郎社長・池田智昭おすすめの食べ方!
さて、そんなゆで太郎で池田智昭さんがおすすめする食べ方があるのですが…
それはそばではなくなんと「ごはんもの」の蕎麦湯漬け(笑)
- 券売機で「ミニかきあげ丼」または「ミニ高菜明太ごはん」を購入
- →そば湯をかける
- →さらさらっとまずは一口
- 半分くらい食べた後にかきあげを崩したり、高菜明太をごはんと混ぜたりして味変を楽しむ
これが池田智昭さんのオススメの食べ方です!
「そば湯はお好みの量を足しながら食べる。ミニきのこ天丼でもオススメです」と、社長自ら太鼓判。
ですが、「ミニ高菜明太ごはん」ならそば湯の代わりにかけそばのつゆをかける、という食べ方も…。
さて、みなさんはどのミニ丼を茶漬けにして食べたいですか?
僕はこれちょっとやってみたいなぁ(笑)こんどチャレンジしよう!

社長のおすすめ蕎麦湯漬け:ゆで太郎公式サイトより
ゆで太郎社長・池田智昭から学べること
池田智昭さんの経歴をたどると、「現場→本部→経営者」という一貫した流れがあります。
しかも、そのどの段階でも“自分の手で確かめる”ことを大切にしているのが特徴です。
机上の理論ではなく、「お客様の“おいしい”のために何ができるか」という姿勢。
ゆで太郎が全国で愛される理由は、まさにここにあると思います。
次にそばを食べるとき、ちょっとだけ思い出してみてください。
この“茹でたての一杯”の裏には、現場上がりの社長が考え抜いた工夫と愛情が詰まってるんだな、と。
ゆで太郎社長・池田智昭まとめ
というわけで、ゆで太郎システム社長・池田智昭さんのプロフィール・おすすめの食べ方・学べること、についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?
- 1957年東京都生まれ、明治大学卒業。
- ほっかほっか亭のオーナーから本部取締役へ。
- 2004年に株式会社ゆで太郎システムを設立。
- 現場経験をもとに、三たてそば文化を全国に広めた。
- 趣味は明言されていないが、食への探求心が強い。
ゆで太郎のそばをすするとき、池田智昭さんの“現場魂”を感じてみると、なんだかより美味しく感じられそうですね。
これからもゆで太郎を応援しています!
今日もありがあとうございました!

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