
今回の『LIFE IS MONEY』では、埼玉・所沢にある水道工事会社「有限会社 石和設備工業 KAWAYA-DESIGN」を経営しながら、ユニークなトイレ空間をつくって地域に働きかける社長、小澤大悟(おざわだいご)さんが紹介されます!
水道工事業とトイレデザインを掛け合わせて、会社を見事に再生させた “トイレ野郎社長” のストーリーには、ちょっと感動と共感が入り混じったワクワクがありますよ。
良かったら最後までお付き合いくださいね!
石和設備工業社長・小澤大悟のWiki的プロフィール(経歴)
まずはトイレ社長・大澤大悟さんと会社のプロフィールをざっくりと。
- 名前:小澤大悟(おざわだいご)
- 生年:1976年生まれ
- 会社:有限会社 石和設備工業(屋号:KAWAYA‑DESIGN)
- 本社所在地:埼玉県所沢市西新井町21‑3
- 代表者:代表取締役・小澤大悟
- 設立:もともとの設備工事会社は1969年創業
- 事業内容:水道管工事・配管・給排水工事などの設備業務に加えて、トイレリフォームや空間デザイン事業
- 受賞歴:2023年に日本トイレ大賞グランプリなどを受賞

KAWAYA-DESIGN社長・小澤大悟:週刊助太刀より
家業が水道工事会社だったわけなんですが、引き継いだ当時、事業はあまりうまくいっておらず、結構な借金もあったということなんですよね。
そんなところから小澤大悟さん、トイレに注目して会社を建て直したというのですから、なかなかのやり手経営者なのではないでしょうか?
石和設備工業社長・小澤大悟はなぜトイレに注目したの?
さて、本題ですが、なぜ小澤大悟さんが “あえてトイレ” に目をつけたのか。
それにはいくつか大きな理由があります。
- 見える成果としてのトイレ:水道工事って、普段配管は床下や壁の中に隠れてしまって、人の目には見えづらいですよね。けれど、トイレ空間は “見える成果” です。KAWAYA‑DESIGNとして空間をデザインするとき、お客さんが実際に使う部分に想いを込められる。小澤大悟さんは「もっとお客様に喜んでもらいたい」「ただの配管屋じゃない」を形にしたいという気持ちが強かったといいます。
- 地域への貢献とブランディング:建設・水道業界は “3K(きつい・汚い・危険)” といわれることも多く、人材確保が大変な世界です。小澤大悟さんは、トイレを通じて会社のイメージを変え、若い人にも「面白そうな会社だな」と思ってもらえるようなブランディングを狙っていました。
- 公衆トイレを安心・居心地のよい場所に:自社敷地に建てた「インフラスタンド」は単なるトイレではなく、誰でも使えて、休める公共スペース。小澤大悟さんにはトイレをベンチやサイクルステーション、フリーWi‑Fiなどを備え、散歩途中に立ち寄れる憩いの場にしようというビジョンがありました。
- 子育て視点からの思い:小澤大悟さんには 娘さんが4人 いらっしゃって、対談の中で「公衆トイレが汚い、暗い、怖い」という印象を娘たちが持っていた経験があることを語っています。小澤大悟さんは自分の子どもたちにも安心して使わせられるトイレをつくりたい、という切実な想いが根底にあるんですね。
石和設備工業社長・小澤大悟の「インフラスタンド」とは?
名前からして新しい “インフラスタンド”。
これはただのトイレ施設ではなく、小澤大悟さんが地域のコミュニティスポットを目指した空間です。
- 立地・設備:所沢駅から徒歩約10分、所沢航空記念公園からも近い場所にあります。自社敷地内にありながら、公衆トイレとして開放されていて、誰でも使えるスタンス。
- 設備構成:大・小はもちろん、おむつ替え用の台(おむつ台)やパウダースペース(化粧直しができるスペース)、さらにはおむつ・女性用品の備えもあり。清掃は 1日3回 ととても丁寧です。
- 快適さを支える機能:ベンチやカウンターもあって休憩でき、サイクルステーション(自転車をとめられる場所)やフリーWi‑Fi、自動販売機も設置。単なるトイレ以上の “人が集まる場所” を目指しています。
- 定期イベント「KAWAYA市」:このインフラスタンドを舞台に、マルシェ「KAWAYA市」が定期的に開催されています。所沢近辺のクリエイターや飲食店が出店し、家族で楽しめるワークショップも。 2023年11月には第3回が開催され、夜には「KAWAYA夜」と呼ばれるライトアップ&ライブの演出も。
- 受賞:インフラスタンドは「日本トイレ大賞2023(日本トイレ研究所)」のグランプリを受賞。さらに「NEXT PUBLIC AWARD 2023(公共不動産部門)」でも優秀賞を獲得しています。
- 防災の観点でも展開:トイレというインフラを使って、防災教室(「クラスインフラスタンド」)を実施。災害時に備え、人と人のつながりを作る拠点としても機能させようとしています。

KAWAYA-DESIGNのインフラスタンド:週刊助太刀より
石和設備工業社長・小澤大悟と建築家・高橋真理奈のコラボとは?
このプロジェクトで欠かせない小澤大悟さんの仕事上のパートナーが、建築家 高橋真理奈さん。
二人は「トイレ野郎社長 × 建築家」というユニークな組み合わせで語り合っています。
- 小澤大悟さんは、SNSを通じて高橋真理奈さんを知ったそうです。高橋真理奈さんはクラウドファンディングで私設図書館をつくるプロジェクトをしていて、その発想に惹かれたとのこと。
- 建設中も小澤大吾さんと高橋真理奈さんは細かく話し合い、空間の使い方や居心地を詰めていったそう。休憩スペースやベンチ、自転車ステーションなど、単なる “機能トイレ” を超えた設計になっています。
- さらに、小澤大悟さんは「所沢という街だからこそできる、地域密着型の空間づくり」に強い思いがあり、高橋真理奈さんもそれを面白がって一緒に走ってくれています。

トイレ社長とコラボしている建築家・高橋真理奈:KAWAYA-DESIGN公式ブログより
石和設備工業社長・小澤大悟の理念とは?
小澤大悟さんは単に綺麗なトイレを造るだけでなく、「トイレ愛」「トイレを通じたコミュニケーション」「トイレは安心できる場所」という理念を持って仕事を遂行しているんですね。
- トイレへの愛情:KAWAYA‑DESIGNは、「トイレ愛」が強い会社。単に機能を整えるだけでなく、使う人の気持ちをしっかり考えて空間をつくることを大切にしています。
- 丁寧な仕事:小澤さんは元々長年配管・水道工事をやってきて、「見えないところもきちんと」「長く使えて美しい配管」に誇りを持ってきた人です。
- 地域貢献とまちづくり:インフラスタンドを通じて、地域の人とのつながりづくりを目指しています。作った後は「散歩途中の人と世間話ができるようになった」「近隣住民との関係性が変わった」という喜びも語っていて、ただ儲けるだけじゃない会社だなと感じます。
- コミュニティ重視:KAWAYA市などのマルシェは “人を集める場” であり、トイレを中心にした社会実験とも言える活動です。地域に新しい “人が集まる拠点” をつくるという強いビジョンがあります。
- 子ども視点・尊厳:娘さんが4人いるという話から、「トイレは安心・怖さを感じない場所であってほしい」「トイレに行くのを我慢させたくない」といった思いも伝わってきます。

KAWAYA市のようす:週刊助太刀より
石和設備工業社長・小澤大悟のエピソード
- “トイレ野郎”という愛称:小澤さん自身が “トイレ野郎社長” と自称していて、自分の仕事をちょっと遊び心も持って楽しんでいる姿勢が魅力的ですよね。
- 職人さんとの関係:対談で語られているのですが、小澤さんの熱意が職人さんにも伝わっていて、現場で意見やアイデアを出してくれる人が増えてきたそうです。お客さんの反応を現場が聞いて、「もっとよくしたい」の気持ちが共有されているのは素晴らしいと思います。
- 子育てとトイレ改善:先ほど触れたように、娘さんが4人。公衆トイレへの不安を子ども自身が感じた経験があり、それがインフラスタンド構想の大きな動機の一つになっているとのこと。
- 未来へのビジョン:現在もインフラスタンドは「まだ育てていく場」と語っており、スペース貸しや外部とのコラボなど、これからも “イベント拠点” として進化していきたいという思いがあります。
- 防災にも取り組む:2025年には、防災教室「クラスインフラスタンド」を予定しており、災害時のトイレや生活の尊厳を考える場づくりにも力を入れているそうです。
石和設備工業社長・小澤大悟まとめ
小澤大悟さんのストーリーを知ると、すごく アイデアの自由さと責任感の両方が強い人 だなと思います。
水道配管の専門技術を持ちながら、「トイレ」という生活の身近な場所を舞台に、新しい価値を作り出しているんですよね。
しかも、その取り組みが地域貢献やコミュニティづくり、防災という広がりまで持っている。かっこいいです。
また、「子どもが4人いる」という話から、家族への思いも事業にしっかり反映されていて、単なるビジネスではなく “生活をよりよくしたい” という願いが根底にあるんですよね。
だから、インフラスタンドもマルシェも、ただのイベントではなく “温かい居場所” になっているんだなと感じます。
そんなKAWAYA-DESIGN社長・小澤大悟さんを応援していきたいと思います!
今日もありがとうございました!


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