今回の『ガイアの夜明け』では群馬県桐生市で2018年に廃業した銭湯を復活させた、埼玉から移住した女性、山本真央(やまもとまお)さんが紹介されます!
山本真央さんはバイクツーリングで訪れたことがある程度の桐生市で、この歴史ある銭湯が廃業しているのを知り、興味本位で見に行ったこの銭湯「一の湯」に一目惚れ。
なぜか山本真央さん、「私がこの銭湯を復活させるんだ!」という使命感が体にみなぎり、なんと1年足らずでこの老舗銭湯「一の湯」を復活させてしまいます。
今日はそんなバイタリティ溢れる山本真央さんについて、経歴は?結婚してるの?というところから、
山本真央さんが復活させた「一の湯」の場所はどこ?どんな銭湯なの?というところまで、
ちょっと調べてみましたので、良かったら最後までお付き合いくださいね!
桐生市「一の湯」復活の山本真央さんの経歴は?
では早速、桐生市の「一の湯」復活の立役者、山本真央さんの経歴について見ていきましょう!
不明な部分も多いのですが、ご容赦を…
- 氏名 :山本真央(やまもとまお)
- 生年 :推定1973年
- 出身 :東京都府中市
- 移住元 :埼玉県さいたま市
- 移住後 :桐生市本町
- 学歴 :高校卒業
- 前職 :信用金庫勤務〜オートバイ店勤務
- 現職 :銭湯「一の湯」経営
- 趣味 :オートバイツーリング
- 愛車 :ハーレーダビッドソン・スポーツスター
- 同居家族:ポメラニアン1匹・もらい猫3匹

山本真央と愛犬シーくん:むすびすむ桐生公式サイトより
山本真央さんは2025年現在、50代前半というお歳ですが、20歳のころにハーレーダビッドソンに出会い、
ローンを組んで中古のハーレーを手に入れ、休みの日には日帰りであちこち走り回っていたそうです。
その後、山本真央さん、私生活でもいろいろ有りながらもバイクショップでは正社員として働きつつ、
日々充実はしていたものの40代になったころ、このままではちょっと違うな…と感じていたそう。
そんな中、山本真央さんがバイク仲間とたびたび訪れていた群馬県桐生市で、バイクウェアの店舗「フリーライド」を経営する二渡一弘さんから「一の湯」の顛末を聞いたのです。
「一の湯」は桐生市で当時でも常連さんのたくさんいた、明治時代から続く銭湯でしたが、2018年に先代が急逝して以降、廃業してしまったということです。
昔から銭湯は好きだった山本真央さん、すでに廃業している「一の湯」何度か足を運びます。
そのうちに山本真央さん「私がこの一の湯を復活させるんだ!」という使命感がみなぎり、
気づいたら埼玉県から桐生市に移住していたそう。
山本真央さんと「一の湯」の最初の出会いが2021年4月、桐生市に移住をしたのが2022年4月、
そしてなんと「一の湯」復活が2023年3月!
なんとも素晴らしいスピード復活ですよね。
山本真央さんが「一の湯」と出会った時点で廃業から3年経過後。
すでに家屋は傾き、銭湯の配管は錆だらけで詰まり放題…
そんな絶望とも思える状態でも山本真央さんはご近所さんや業者さんの協力、
桐生市で知り合ったIT会社「CICAC(しかく)」さんの協力で得たクラウドファンディングなどを経て、この苦境を克服したと言います。
山本真央さん、今まで経験はないものの「商売がしてみたい」と漠然と思っていたそう。
それが今では銭湯の裏の居住スペースに寝泊まりするという商いの場での生活。
「夢が叶って感動しています」と山本真央さんは言います。
「縁」って不思議ですね。そんなことを改めて感じる山本真央さんの群馬移住の物語でした。
桐生市「一の湯」復活の山本真央さんは結婚してる?
さてさて、50代とは思えないほど若々しくて可愛らしい山本真央さんですが、ご結婚はされているんでしょうか? 気になりますよね!
実は山本真央さん、高校卒業後信用金庫に勤務、21歳で結婚後、妊娠を機に退社。
その後22歳で長女、24歳で長男を出産します。
その後、山本真央さんは30歳で離婚、お子さんたちは小学生くらいですよね。
その頃は山本真央さん、バイクショップでは時間の都合を付けやすいようパート勤務だったそう。
その後子供達が手を離れて、山本真央さんもバイクショップで正社員となり〜群馬移住の方向に舵が向いていく、という感じですね(笑)
ではこの山本真央さんのお二人のお子さんたちは現在どうしているのか?というと、
もうお二人とも30歳とか28歳とかですから、きちんと仕事もされて、独立しているんでしょうね。
山本真央さんが群馬移住の相談を子供たちにしてみたところ「いってらっしゃい〜」
とあっさり言われたとか(笑)
というわけで、山本真央さん、思い残すこともなく、「一の湯」復活のために群馬移住に踏み切れたというわけですね。
やはり家族の理解があってこそ、気持ちを100%移住先の物事に向けられるというわけですね!
桐生市「一の湯」の場所はどこ?どんな銭湯?
さてこの「一の湯」明治時代にできた当初は、当時桐生市で盛んだった織物工場の女性工員たちの浴場としてはじまり、その後公衆浴場(銭湯)になったとのこと。
建物は1912年製ということですから、2025年現在、ゆうに113年の歴史ある建物です。
桐生市のこの「一の湯」の在る一体は、「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に指定されていて、
昔の街並みを保存しようという取り組みの枠内にあるということですね。
建物の現状を変更しようとする際には、自治体と相談等して許可を取る必要があるということです。
ですのでこの「一の湯」も113年前の面影を残しながら、今回の復活のための各種工事を行なったということなんでしょうね。

復活した「一の湯」:わたらせ電子旅公式サイトより
こののれんに書いてある「超音波気泡風呂」というのは、ジャクジーみたいな気泡が出る仕組みのようですが、現在は改修中のようですね。

「一の湯」の薪のボイラー:わたらせ電子旅公式サイトより
さらにこの「一の湯」はなんと薪を使った薪窯ボイラーなんですよ!
すごいですよね!
薪で炊いたお湯というのは時間をかけてゆっくり熱を入れていくので、
- 温度ムラが少なく、肌への刺激が少ない
- 長く湯に浸かっていてものぼせにくい
- 身体が芯まであたたまり、湯冷めしにくい
という特徴があるそうです。
薪窯ボイラーは手間もかかるし技術も要るそうなんですが、「お湯がやわらかい」と表現するそうなんですが、ぜひ体験してみたいものですよね!
気になる「一の湯」の営業時間や料金は以下のとおりです。
- 営業時間:火曜~土曜 17:00~23:00(最終入店22:30)/日曜 7:00~13:00(最終入店12:30)
- 定休日:月曜、7日、17日、27日
- 駐車場:本町通りを挟んで会い向かいに駐車場があります。
- 入浴料:大人(中学生以上) 400円/中人(小学生)180円/小人(幼児)80円
- 公式Instabram
この料金はとても良心的なのではないでしょうか?
僕が高校生くらいの時、1980年代?部活の合宿で使った銭湯は当時で350円とかしていたような気がします…

「一の湯」アクセス:Googleマップより
両毛線の桐生駅からのアクセスはこんな感じですね。
徒歩26分と、「重伝建」の建物たちを眺めながら、ちょっとしたお散歩気分で行くと良いのではないでしょうか?
桐生市「一の湯」復活の山本真央さんまとめ
というわけで、桐生市の「一の湯」を復活させた山本真央さんの経歴や結婚してる?「一の湯」はどんな銭湯?について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- 桐生市「一の湯」復活の山本真央さんの経歴は?:バイクショップ勤務から廃れゆく「一の湯」を見て一念発起!あっという間に移住して1年で復活させるという山本真央さんの行動力。どんな学歴・職歴よりも素晴らしいと感じてしまいますね!
- 桐生市「一の湯」復活の山本真央さんは結婚してる?:山本真央さんは21歳でご結婚、間もなくお二人のお産に恵まれます。山本真央さん自身はすでに離婚、お子さんたちも独立しているということで、群馬移住での「一の湯」復活には何の障害も無かったということですね!
- 桐生市「一の湯」の場所はどこ?どんな銭湯?:「一の湯」は桐生市の歴史的建造物が集まっている地域にありまして、「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」という場所に在るんですね。お湯も薪窯ボイラーを使った「柔らかいお湯」ということで、ぜひ入りに行って見たいです!
山本真央さんが復活させようと思った時点で、「一の湯」は3年も4年も空き家状態だったわけですから、そこからの掃除・整備・改修などなど、気の遠くなるような状態だったと思うんですよね(汗)
それでも山本真央さんは諦めずに、ご近所さんや業者さんに協力をお願いして、クラウドファンディングにも挑戦して、そして1年でやり遂げてしまうなんて、本当にスゴイです。
僕もそんな山本真央さんを見習って、何事にも挑戦していこうと思います。
これからも「一の湯」のの運営、がんばってください!応援しています!
今日もありがとうございました!
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