
今回の『カンブリア宮殿』には、「あったらいいな」を形にする発明型企業「マーナ」の社長・名児耶剛(なごやごう)さんが登場です!
「マーナ」という社名は聞きなれない方も多いかと思いますが、「おさかな型の食器洗いスポンジ」はご存知でしょう。ウチにもあります(笑)
そして有名なのが「シュパット(Shupatto)」というエコバッグですね。
畳むのが意外とめんどくさいエコバッグ、両端を持って「しゅぱっ」と引っ張ると簡単に畳めちゃうこの「シュパット」は俊逸ですよね!
知り合いが持っていて、買おう買おうと思いながらまだ買ってないんです… 注文しよう(笑)
今日はそんなユニークで便利な生活雑貨商品を発明・販売している「シュパット」の会社【マーナ】の5代目社長・名児耶剛さんと会社について、Wikiプロフィール(経歴)・結婚してるの?・どんな会社?などについて、ちょっと見ていこうと思います。
良かったら最後までお付き合いくださいね!
『シュパット』社長・名児耶剛のWikiプロフィール・経歴
まずは「シュパット」を開発した株式会社「マーナ」の社長・名児耶剛さんの経歴から。
- 氏名:名児耶 剛(なごや ごう)
- 生年:1983年
- 出身:東京都千代田区神田
- 現職:株式会社マーナ 代表取締役社長(2024年1月1日付で就任)
株式会社マーナは1872年創業の153年続く老舗で、キッチンや掃除用品、エコバッグなど身近な生活雑貨を扱っています。
名児耶剛さんはその五代目社長さんなんですね。
【マーナ】という社名は元々のブラシ専業の会社「日本輸出ブラシ工業株式会社」から1983年に変更したものなんだそうです(名児耶剛さんの祖父・先々代の社長の時代)。
もともとの屋号が○に名児耶の「ナ」で「マルナ」だったんですね。そこから「マルナ」→「マーナ(Marna)」となったと。なかなかセンス良いですよね? イタリア語?みたいな(笑)
話を戻して現社長・名児耶剛さんの学歴など…
- 小中高:聖学院中学校・高等学校
- 大学 :学習院大学 経済学部 卒業
- 留学 :大学卒業後にニューヨークへ留学(学校名非公表)
実は名児耶剛さん、小学校4年〜大学卒業まで野球に打ち込み、高校時代の恩師が英語の先生だったそうで、将来は野球の指導もできる英語の教師になるのが夢だったそうです。
そんな思いがあって、ニューヨークの大学に留学したんでしょうね。

野球のユニフォームが似合いそうな名児耶剛社長:日経XTRENDより
『シュパット』社長・名児耶剛はどんな人?
そんな名児耶剛さんは、ニューヨークの留学先から帰国後、どんな経歴だったのでしょうか?
日本に戻った名児耶剛さんは、発電プラント輸出商社(三菱商事マシナリ(株))に就職します。
スペイン、ドバイ、オランダなどへの海外出張も経験したそうです。
発電プラント関連の輸出業務で海外出張ともなると、名児耶剛さん、かなり英語がおできになったのだろうと推測できますね!
もともと名児耶剛さん、家業のマーナを継ぐつもりは無かったようなのですが、在る時、先々代社長の祖父から「継いで欲しい」旨の話を聞いたそうなんですね。
普段はとても優しいく穏やかな名児耶剛さんのお祖父ちゃんが、とても寂しそうに見えたそうです。
そんなお祖父ちゃんの姿とお話から、名児耶剛さんは家業である「マーナ」を継ぐ決心をしたということなんですね。
上の名児耶剛さんの写真を見ても感じるように、名児耶剛さんご自身もとても優しい、ご家族思いのお方であることが窺い知れるエピソードだと思います。
そして名児耶剛さんは2011年に三菱商事マシナリを退社し株式会社マーナへ入社、社内で海外販売、国内販売を経験し、2016年に商品開発責任者、2018年に専務取締役、そして2024年に代表取締役社長に就任したということですね。
この経歴から読み取れることは、“外でビジネスの匂いを嗅いでから家業に戻った”点です。
家業を継ぐ決心をした時期がいつだったのか?は明確には分かりませんが、外資や海外出張経験が、商品企画や販路開拓での視点の幅を広げたのだろうな、というのが個人的な感想です。
そして名児耶剛さんはとことんユーザー目線」での製品づくりを掲げ、社内オフィスの改装やSNSでの直接顧客交流など、社内文化や顧客接点の刷新を進めてきました。
代表的なヒット商品はエコバッグ『Shupatto(シュパット)』など、使い勝手とデザインを両立させた商品群です。
老舗企業の後継というと保守的なイメージを持ちがちですが、名児耶剛さんは「伝統を尊重しつつ“ユーザーと直に向き合う現代的な経営”」を標榜しており、そのバランス感覚が新しい風を入れている印象がありますよね。
オフィスを明るくしてクリエイティブを刺激するといった地味だけど効く取り組みには、とても共感しました。
『シュパット』社長・名児耶剛は結婚してる?子供は?
さてさて、そんな人情に厚いけれどもグローバルな視点を持つ名児耶剛さんは結婚しているのでしょうか? お子さんはいらっしゃるのでしょうか?
気になるところですよね!
このあたりについては名児耶剛さん側からの公式発表はありません。
ただ名児耶剛さん、ご結婚はされているようにお見受けされます。

結婚指輪がキラリと光る名児耶剛:カンブリア宮殿公式サイトより
この今回の「カンブリア宮殿」予告画像でも、名児耶剛さんの左手薬指に結婚指輪と思わしきリングが見えますね。
その他ネットの情報でも、名児耶剛さんはご結婚はされているようだとの記事が見られます。
ただ、お子さんの有無については情報が無く、こちらについては後日もし何かありましたら追記したいと思います!
『シュパット』のマーナは代々続く創業153年!どんな会社?
現社長・名児耶剛さんの「マーナ」が大きく変わったのは、父である先代・名児耶美樹(なごやよしき)社長の時代、1990年代末だそうです。
創業153年の老舗の歴史から考えると、意外に最近なんですね。
その頃に発売された、魚の形をしたスポンジやブタの顔をかたどった落とし蓋など、しゃれの利いた雑貨類は今でも定番商品となっています。
それまでは「国産ブラシ」の専業メーカだった家業から、「生活雑貨」メーカへと事業内容こそ変化してきましたが、創業の昔から代々変わらずに受け継がれている精神があるそうです。
その一つが、改良へのたゆまぬ努力、改善なんですね。
「約150年も続けてこられたのは、2代目も3代目も、より良い商品を作り続けてきた結果と考えています」と名児耶剛さんは言います。
祖父からは、『誠実でありなさい』と『良い商品を作りなさい』と。先代社長である父も、『良く変えろ、改善しろ』と。
こういった代々続く精神が名児耶剛さんの精神に脈々と受け継がれ、現在の「マーナ」があるんでしょうね。
先代からの教えを引き継ぐ名児耶剛さんの施策を少し紹介すると…
- ユーザー直結の開発文化づくり:
名児耶さんは社内メンバーとSNSアカウントを立ち上げ、ユーザーの声を直接商品開発に生かす仕組みを作ってきた、という複数のインタビューがあります(開発責任者→専務を経て社長就任の歩みとして)。これにより“現場の感覚”を製品に取り入れやすくしてきたのだと思います。 - 社内の風通し・デザイン志向の強化:
オフィス改装や若手の意見を取り入れる体制づくりなど、“風通し”を良くする取り組みを行ったというエピソードもあり、これが製品アイデアの創出やマーケティング迅速化につながったと報じられています。 - 製品ラインの拡充と素材面での環境配慮:
環境配慮型素材(バイオマス素材やリサイクルプラスチック)の導入や新商品の投入が多数リリースされており、商品ポートフォリオの“時代適合性”を高めていることが確認できます。 - デジタル直販強化(公式EC・サイト刷新):
公式サイト全面リニューアルなど、直販チャネルの利便性向上に明確に投資しています。これにより、流通経路の粗利改善や顧客データ獲得が期待されます。
『シュパット』の気になる「小さなマーナ号」
今回、マーナ社長の名児耶剛さんについて調べていて目に留まったもの。
マーナの公式インスタグラムなんですが、入社5年目のコピーライター丸山さんの投稿にちょとほっこりしました。
この投稿をInstagramで見る
この「小さなマーナ号」の直接の画像が無いので、このマーナ号が自転車なのか、電動アシスト付き自転車なのかはわからないのですが、なんか良いですよね(笑)
社員の要望がきちんと上に上がって、ストレスなく実行されている。社内の風通しが良いのだろうなぁということが何となく自然と感じられる、そんな社風・雰囲気が想像できますよね。
こんなところにも、消費者に「より良いものを届けよう」と商品開発に奮闘するマーナの社長・名児耶剛さんの人柄が現れているんだろうなぁと思います(笑)
『シュパット』社長・名児耶剛のマーナまとめ
というわけで、人気商品「シュパット」を開発・販売する(それだけじゃないですが笑)株式会社マーナの社長、名児耶剛さんの経歴・学歴、結婚は?どんな会社?などなどについて見てきました。
いかがだったでしょうか?
- 『シュパット』社長・名児耶剛のWikiプロフィール・経歴:中高一貫の聖学院から学習院大学、そしてニューヨークへ留学。英語の教師を目指して奮闘していた名児耶剛さんでした。
- 『シュパット』社長・名児耶剛はどんな人?:家業に入るもりは無かった名児耶剛さん、お祖父ちゃんの想いを知って継ぐ決心をします。商事会社を経て社外の事業の肌感、海外との取引経験などを習得して、家業をさらに発展させることに成功します。
- 『シュパット』社長・名児耶剛は結婚してる?子供は?:左手薬指にリングが光る名児耶剛さん、公式発表が無いのでお子さんについては分かりませんが、ご結婚はされているようですね。
- 『シュパット』のマーナは代々続く創業153年!どんな会社?:祖父や父から『誠実であること』『良い商品づくり』『良く変えろ、改善しろ』と言われてきた名児耶剛さん。その精神は現在もキチンと「マーナ」の製品作りに生かされています。
- 『シュパット』の気になる「小さなマーナ号」:社員が感謝とともにあげたSNSの記事に、名児耶剛さんの会社「マーナ」の社風、働きやすさ、風通しの良さが窺い知れます。そんな会社だからこそ、良い製品が生まれ、社会に広く貢献していけるのでしょうね。
英語の教師になるという夢から、家業を継いで事業を始めるという道へ。
名児耶剛さんは夢を諦めたのか?というと決してそんなことは無いんだと思うんです。
150年続いた家業を盛り立てることも、お祖父ちゃんの夢を引き継ぐことも、英語の勉強も留学経験や商事会社での海外取引の経験も、全てが繋がって現在のマーナの発展があるのだと思います。
これからもきっと名児耶剛さんは、素晴らしい製品を発明して、世の中を明るくしていってくれることでしょう。
そんな名児耶剛さんとマーナを応援していきたいと思います!
今日もありがとうございました!
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