今回の『しゃべくり007』で、俳優のムロツヨシさんと、元サッカー日本リーグ（Jリーグ）選手のアルシンドさんが再会すると話題になっています。
この組み合わせを聞いただけで、「えっ、どういう関係？」と気になった方も多いのではないでしょうか。
さらに注目されているのが、あの名フレーズ――「友達なら当たり前〜」です。
懐かしさと感動が同時に押し寄せてくる今回の再会。
その背景を、少し振り返ってみましょう。
アルシンドといえば？Jリーグと伝説のCM
鹿島アントラーズで活躍したブラジル人ストライカー
アルシンドさんは、1990年代のJリーグ草創期に鹿島アントラーズで活躍した元プロサッカー選手です。
ブラジル代表（U-20/FIFAワールドユース）経験もある実力派で、日本サッカーの歴史を語る上では欠かせない存在でした。
アルシンドさんは当時、鹿島アントラーズでプレーしていたジーコ選手の誘いでアントラーズに参加、71試合の出場で50ゴールという驚異的な活躍をしました。
そんな名手アルシンドさんです…が、サッカー以上に強烈な印象を残したのが、次に紹介するアルシンドさんのCMかもしれません。
社会現象になった「友達なら当たり前〜」CM
1990年代に放送されたアデランスのCMで、アルシンドさんは独特な日本語フレーズを披露します。
「アルシンドになっちゃうよ〜！」
そして極めつけが、
「友達なら当たり前〜」
少しカタコトなのに、なぜか耳に残るアルシンドさんのこの言葉。
当時テレビを見ていた人なら、一度はマネしたことがあるかもしれませんね。
実は深い意味があったアルシンドの「友達なら当たり前」
CMの中に込められたアルシンドの友情メッセージ
このアルシンドさんのCM、よく見るとただのギャグではありません。
友人の変化に気づき、言いにくいことでもちゃんと伝える。感謝されたら「友達なら当たり前」とさらっと返す。
つまり、「本当の友達なら、気づいたことを黙っていないよね」という、
とてもシンプルで大切なメッセージが込められていたんです。
鹿島アントラーズ時代のアルシンド：JIJI.comより
震災後に語られたアルシンドの“本物の名言”エピソード
この言葉が、単なるCMのセリフではなくなったのが、東日本大震災後のエピソードです。
アルシンドさんは、元チームメイトである小笠原選手の故郷・岩手を訪問しました。
その際、小笠原選手が「来てくれてありがとう、ごめんね」と声をかけると、アルシンドさんはこう返したそうです。
「ゴメンとか言うんじゃないよ。友達なら当たり前！」
この一言で、かつてのおもしろCMのフレーズが、本当の友情を表す言葉として多くの人の心に残るようになりました。
いや本当に目頭が熱くなる、アルシンドさんの人柄が現れている素晴らしいエピソードですよね！
ムロツヨシとアルシンド 共鳴する“人とのつながり”
ムロツヨシさんといえば、ユーモアあふれる演技だけでなく、人との距離を自然に縮める人柄でも知られています。
そんなムロツヨシさんと、「友達なら当たり前〜」という言葉を体現してきたアルシンドさん。
ムロツヨシ：映画.comより
タイプは違えど、人を大切にする姿勢という点では、どこか通じるものがあります。
今回の再会では、笑いあり、懐かしさあり、そして少し胸が熱くなるようなトークが期待できそうですね。
ムロツヨシ✖️アルシンド“名言の意味”を再確認！まとめ
というわけで、ムロツヨシさんとアルシンドさんの再会、「友達ならアタリマエ〜」について見てきましたが、いかがだったでしょうか？
- アルシンドといえば？Jリーグと伝説のCM：ジーコの誘いで鹿島アントラーズに参加したアルシンドさん、超人的な活躍でした！そしてアルシンドさんと言えばアデランスのCM！「友達なら当たり前〜」（笑）
- 実は深い意味があったアルシンドの「友達なら当たり前」：このアルシンドさんの一言、単なる面白CMの中のセリフに止まらず、東日本大震災で被災地に駆けつけた際に「ありがとう、ごめんね」という元同僚に「友達なら当たり前」と返したんです。
- ムロツヨシとアルシンド 共鳴する“人とのつながり”：ムロツヨシさんはユーモアだけでなく人情厚い演技でも定評のある役者さんです。そんなムロツヨシさんとアルシンドさん、その共鳴するシーンを今夜見られるかも知れませんね。
一度はギャグとして流行した「友達なら当たり前〜」。
でもその裏には、国境や言葉を超えた本物の友情がありました。
今夜の番組「しゃべくり007」でのムロツヨシさんとアルシンドさんの再会は、私たちにとっても「友達ってなんだろう？」と考えるきっかけになるかもしれません。
懐かしさと温かさが同時に味わえる放送、ぜひ注目してみてください。
そんな世代やジャンルを超えて共鳴するムロツヨシさんとアルシンドさん、お二人をこれからも応援していきたいと思います！
今日もありがとうございました！
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