2025年6月3日早朝、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄さんが永眠いたしました。
『ミスタージャイアンツ』『ミスタープロ野球』『チョーさん』『燃える男』など、数々の異名を持つスーパースター長嶋茂雄さん。
ここでは『ミスター』と呼ばせて頂こうかと思います。
ミスターの葬儀・告別式は関係者・お身内だけで、という発表もありましたし、弔問等もお断りの案内がなされています。
ミスターはあれだけのスーパースターですから、田園調布のご自宅にファンが押しかけたらそれこそご自宅周辺は大変なことになってしまいますからね。
致し方のないことだと思います。
多くの有名人の方々がそうであったように、ミスターの旅立ちにあたっても、『偲ぶ会』や『お別れの会』が開催されるものと思われます。
僕もミスターのファンの一人として、ミスターを偲ぶ『お別れの会』がいつ、どこで開催されるかを考えてみたいなと思います。
ミスター・長嶋茂雄を偲ぶ『お別れの会』はいつ開催される?
ミスターのご長男である長嶋一茂(ながしまかずしげ)さんがコメントを発表しています。
「長嶋茂雄の全てのファンの皆様及び、関係者の皆様
父 長嶋茂雄が永眠致しました。父にとって野球は人生そのものであり、最愛の存在でした。
長嶋茂雄が野球に捧げた人生の礎を築くことができたのは、ファンの皆様をはじめ野球関係者、スポンサーの皆様の温かいご支援のおかげです。
父の野球人生は誰よりも幸せな89年間だったと感じております。
長嶋茂雄は野球の星に帰りました…
生前、グラウンドで残した沢山の情熱がこれからの日本プロ野球界の発展に少しでも役に立つことを父も願っていたことと思います。
長い間、父長嶋茂雄にご声援を頂き本当にありがとうございました。 長嶋一茂」
デイリースポーツより
ミスターはもう野球の星に着いたでしょうか。
星野仙一さんや野村克也さん、その他数々の盟友さんたちに出迎えられているでしょうか。
われわれファンは、そんなミスターの後ろ姿を見送りたいと願っています。
その見送るチャンスが『お別れの会』になるのかと思います。
野球のシーズンはまだまだ始まったばかり。
セ・パ交流戦、オールスター、夏の甲子園・高校野球も有ります。
その後。クライマックスシリーズ、日本シリーズへと続いていきます。
これから続く熱闘にミスターが水を刺したいわけはありません。
ミスターはきっと野球の星から今シーズンの熱闘を胸躍らせて観ていてくれるでしょう。
となれば、ミスターを偲ぶ『お別れの会』は日本シリーズ終了後、になるでしょうね。
でなければ関係者も、僕たちファンも、落ち着いてミスターを見送ることができませんよね。
一般的には、ご逝去された方の偲ぶ会などは、ご逝去後一ヶ月〜四十九日法要の間に行われることが多いそうです。
ですが、四十九日法要後や一周忌ごろ、という場合もあるそう。
或いは故人に所縁のある記念日等に行う場合もあるとか。
今年のクライマックス・シリーズは10月11日〜、また日本シリーズの終了予定は、日程的には11月2日。
ということはミスターの引退した日、10月14日は難しいですね。
また11月に入ると、球団によりますが、秋季キャンプも始まります。
意外と慌しいですね。
秋季キャンプ日程は大体2週間くらいでしょうか?…とすると12月にはオフになりますかね。
年が明けての春季キャンプはだいたい2月からですよね。
ミスターの誕生日は2月20日です。…誕生日に行うのも難しそうです。
ということは、11月下旬〜1月中の間、という感じでしょうかね?
お正月の時期にお別れの会というのも、ミスターは避けたいと思いそうですので、11月中旬〜12月中旬くらいが妥当でしょうか。
ハロウィンも終わって、クリスマスまでのちょっと空いた時期。
このあたりで静かに見送るのが、ミスターにも良いのではないかな?と、僕個人の勝手な思いです。
ミスター・長嶋茂雄を偲ぶ『お別れの会』はどこで開催される?
さて、ミスターを偲ぶ『お別れの会』どこで開催する?
ミスター・燃える男・長嶋茂雄が最も躍動していた場所と言えば、「後楽園球場」ですよね。
ミスターは1958年に読売ジャイアンツに入団以降、1974年10月14日に引退するまで後楽園球場をホームグラウンドとして活躍しました。
翌1975年シーズンから1980年まで、読売ジャイアンツの監督として後楽園球場で戦いました。
後楽園球場は1976年に天然芝を人工芝に張り替え(日本初)、その後1987年まで、ジャイアンツのホームグラウンドとして利用されました。
1988年からは「東京ドーム」ですね。
当初『ビッグエッグ』という愛称が付いていましたが、なかなか定着せずに、今ではミュージシャンのコンサートでも「in TOKYO DOME!」とかですよね?
昔はお土産とかには「Big Egg」の文字が載っていた気がするのですが、今はどうなのでしょうか?
そしてミスターの第2期政権が1993年〜2001年。
この間、ミスターの本拠地は『東京ドーム』だったわけですね。
ミスターに最も所縁のある「後楽園球場」の後継者が「東京ドーム」なわけです。
となればミスターを偲ぶ『お別れの会』の会場は「東京ドーム」となる可能性が高いですよね。
何しろ5万人は入れますからね。
昭和を築いたスーパースターを偲ぶ場所としては最適ではないでしょうか。
とは言え、東京ドームは今では野球だけでなく、各種コンサートイベントなどでも利用される大人気の大型施設です。
そのスケジュール調整などでも大変であることは想像できます。
では、東京ドームが難しいとなると、他にはどこが候補になるか?考えてみました。
- 読売ホール:ジャイアンツの親会社のホール。収容人数1,100人
- 東京国際フォーラム:読売ホールの隣のやや大きいホール。収容人数約5,000人
- 国立競技場:東京五輪2020でミスターが聖火ランナーを務めた場所。収容人数約54,000人
というところでしょうか?
他にも武道館や代々木体育館なども有りますが、ミスターゆかりの、という感じでは無いので…
と考えると、東京ドームも収容人数は約55,000人ですから、国立競技場とどちらか…という感じではないでしょうか。
国立競技場も盟友である王貞治さん、愛弟子の松井秀喜さんと共に聖火を繋げた場所ですから、悪く無いとは思うんですよね。
…とは言え、やはり東京ドームの3塁側の3番ゲートは『長嶋ゲート』という名前も付いているくらいの場所ですからね(ちなみに1塁側の1番ゲートは『王ゲート』です)。
きっと東京ドームが最優先で調整されているのでは?と思います。
ミスター・長嶋茂雄を偲ぶ『お別れの会』まとめ
というわけで、ミスターを偲ぶ『お別れの会』の時と場所を想像してみました。
- ミスター・長嶋茂雄を偲ぶ『お別れの会』はいつ?:恐らく各関係者が落ち着くであろう11月中旬〜12月中旬ではないか?と想像します。
- ミスター・長嶋茂雄を偲ぶ『お別れの会』はどこ?:ミスターゆかりの場所であること、収容人数などを考えると、国立競技場か東京ドームか…というところではないでしょうか?
どちらにしろ、今関係者の皆さんが懸命に時・場所の調整に奔走されていらっしゃると思います。
お忙しいところありがとうございます。宜しくお願い致します。
…今回、後楽園球場のことを調べていたら、初めて父親に後楽園球場のナイターに連れて行ってもらったことを思い出しました。
讀賣新聞をとっている友達から後楽園の巨人戦の外野席チケットを2枚もらったんです。小学校のころ。
平日だったので父親の仕事が終わってから、球場についたのは8時ごろかな?
中央線で水道橋の駅に近づいて行くと「ほら、見えてきたぞ」と言われ電車の窓の外を見ると後楽園のナイターの照明が煌々と場内を照らしているんです。
「うわーすげー!」と初めて見る光景にびっくりしました。
そして球場に着いて暗いゲートからグラウンド内を覗くと、そこはもうまるで昼間のように明るい別世界でした。
「これが野球場かぁ…」と感動しましたね。
眩しいほどの球場の芝生と真っ暗な夜空。打ち上がった白球が照明で綺麗に輝いているんです。
そのゲームがどうだったのかは全然覚えていませんが、この光景だけは忘れません。
まだナイターを見に行ったことのない方、ぜひ球場に足を運んでみてください。
それでは、今日もありがとうございました!
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