今回の『昼めし旅』では滋賀県が開発した近江米のブランド「みずかがみ」を使った『絶品塩おにぎり!』が紹介されます!
「塩おにぎり」って塩だけで握ったおにぎりでしょ?
具とか入ってなくて美味しいの?
という声もあろうかと思いまますが、その辺どうなんでしょうか?
今日はこの滋賀県は長浜で大人気の「塩おにぎり」についてちょっと見ていきたいと思います!
長浜塩おにぎりにピッタリの近江米「みずかがみ」とは?
さて、滋賀県は長浜で大人気の塩おにぎり!
この塩おにぎりにピッタリのお米と言われている近江米のブランド「みずかがみ」とはどんなお米なんでしょうか?
日本最大の湖「琵琶湖」を抱える滋賀県は、昔から水稲栽培が盛んだったそうです。
コシヒカリをはじめキヌヒカリ、日本晴など、様々な品種を栽培していたそうで、特に滋賀県地方で生産されるお米は近江米(おうみまい)という名称で呼ばれています。
そして滋賀県農業技術振興センター栽培研究部で研究・育成された近江米のブランド「みずかがみ」は、
地方番号は「滋賀73号」、系統番号は「大育2520」という品種で登録、2013年にデビューしたそうです!
この近江米「みずかがみ」の栽培上の特徴は、
- 猛暑でも安定した収量・品質を保てる
- 高温登熟性(実がなる頃に高温に晒されても品質低下しにくい特性)に優れた品種
ということで、近江米「みずかがみ」は猛暑・酷暑が続く昨今の気候に、とても頼もしい品種なんですね!
またこの近江米「みずかがみ」の美味しさに関する特徴としては、
- 炊き上がりが白く光沢がある
- ほどよい粘りとかみしめるとまろやかな甘み
- 冷めても美味しさが長持ちする
- おにぎりやお弁当にぴったり
これは正におにぎりのために生まれてきたお米のようですね!
「みずかがみ」って今まで食べた事ありませんでしたが、ちょっと塩おにぎりで食べてみたいですね!
塩おにぎりが美味しい長浜ってどこ?
さて、そんな近江米「みずかがみ」の塩おにぎりが美味しい長浜って、どのへんなんでしょうか?

滋賀県長浜市:Googleマップより
長浜市としては琵琶湖の北側ですね(赤い点線で囲まれた範囲)。
JRの長浜駅は東海道新幹線の米原駅とも近く、交通の便もまずまずな環境です。
長浜市の気候としては、日本海側気候に属するとのことで、冬には結構雪が積もる地域ということですね。
福井〜石川〜新潟に続く日本海側気候ということで、お米の栽培には適しているのでしょうね。
近江米「みずかがみ」はそんな琵琶湖のほとりの街で作られているというわけです。
長浜塩おにぎりの握り方!
さて、ではそんな近江米「みずかがみ」で作る長浜の塩おにぎりの美味しい握り方です!

近江米「みずかがみ」の塩おにぎり:滋賀のおいしいコレクションより
「みずかがみ」で握る塩おにぎりの材料
おにぎり2個分の材料です。
- お米(みずかがみ)一合
- 塩 小さじ1弱
「みずかがみ」で握る塩おにぎりの握り方
- 近江米「みずかがみ」を炊く
- 炊けたごはんを適量(半分、或いはお好みの分量)とる
- 手を水で濡らし、塩をまんべんなく手のひらに広げる(2個以上握る場合、その後は手を濡らさない)
- 少し熱いなと思うくらいのご飯をふんわりと握る
- 3回にぎって角をつけて、返して2回ほどで(三角形に)形を整える
「みずかがみ」で握る塩おにぎりのポイント
固く握ってしまうと味が落ちるため、ふんわりと握るのがおいしさの秘訣です。
お好みで海苔をまいても美味しいですよね!
またご飯を炊く時に、あらかじめお水に塩小さじ1を溶かして炊いても良いようです。
この場合には、握る時に塩を再度つけないように気をつけましょう(笑)
長浜塩おにぎりによく合うおかずは?
さてそんな近江米「みずかがみ」で握った塩おにぎりにバッチリ良く合うおかずは?というと…
近江牛のしぐれ煮
滋賀の特産品として知られる「近江牛」を甘辛く炊いた滋賀県民が大好きなごはんのおとも。
ショウガやゴボウ、山椒などの合わせる具材によって味が変わってくるのも魅力ですよね。
またちょっと贅沢に、近江牛のロース薄切り肉でおにぎりを巻いて、醤油、酒、砂糖のタレで焼きからめた、牛巻きおにぎりも捨てがたいですよね!
瀬田しじみの佃煮
「瀬田しじみ」は琵琶湖の固有種で、通常のものより肉厚で大きいそう。
そんな瀬田しじみを使った佃煮がまた「みずかがみ」のおにぎりにピッタリ!
栄養も満点で、しじみはお酒を飲みすぎた朝にもおすすめの具材として有名ですよね(笑)
うろり煮
琵琶湖の固有種でハゼの仲間「ビワヨシノボリ」の稚魚を甘辛く佃煮に仕上げたごはんのおともです。
この稚魚は痛みが早いため水揚げしたらすぐに加工する必要があるため、滋賀県外にはあまり流通しない地元珍味です。
塩おにぎりではなく、しらすのようにごはんにまぜてから握るという方法でも絶品だそう!
琵琶ますの焼き漬け
こちらも琵琶湖だけに生息する固有種でサケの仲間ですね。
琵琶ますを使った焼き鮭ならぬ、焼き琵琶ますの醤油漬けだそうです。
まるでトロのようにあぶらののった琵琶ますは、そのままでも、マヨネーズとあえたますマヨにしてもおにぎりにぴったりなんだそうです。
美味しそう!
日野菜漬け
滋賀県南部の日野地域でつくられている伝統野菜「日野菜(ひのな)」を甘酢で漬けたお漬物。
日野菜はカブの一種ですが細長く、陽に当たる「首」の部分が赤くなる品種ですね。
そのままでもさっぱりといただくのも、暑い季節にピッタリの漬物ということです。

日野菜:滋賀県・琵琶湖観光情報サイトより
長浜の絶品新米塩おにぎりまとめ
ということで、滋賀県長浜の近江米「みずかがみ」で握る塩おにぎりについて見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- 長浜塩おにぎりにピッタリの近江米「みずかがみ」とは?:滋賀県が研究開発した、猛暑でも品質が安定していて、程よい粘りと噛み締めるとまろやかに甘く、冷めても美味しいお米です。
- 塩おにぎりが美味しい長浜ってどこ?:琵琶湖の北側で日本海側気候に属する、いわゆるお米どころに通ずる土地柄で、「みずかがみ」が美味しく育つ地域ということです。
- 長浜塩おにぎりの握り方!:お米一合に対して小さじ1の割合。ふんわり握ることでより美味しいおにぎりになるそうです!
- 長浜塩おにぎりによく合うおかずは?:滋賀県の特産品、琵琶湖の固有種を使った滋賀県ならではのおかずが、近江米「みずかがみ」のおにぎりにはピッタリの相性なんだそうです!
いやぁ近江米の「みずかがみ」を使った塩おにぎり、美味しそうですよね!
いままであまりお米のブランドって気にした事ありませんでしたが、これからはちょっと気をつけて見てみようと思います!
安全で美味しいお米がいつでも安心して食べられる日本であってほしいですね!
滋賀県の皆さん、応援しています!
今日もありがとうございました!
コメント