今回の『情熱大陸』は古着界のカリスマバイヤー栗原道彦(くりはらみちひこ)さん!
なんと栗原道彦さんは18歳からアメリカで古着の買い付けを始めて早30年。
1年の半分はアメリカのレンタカーで買い付けのために移動しているというハードさ!
そんな栗原道彦さんの古着のお宝を見極める眼力はもはや伝説です。
古着ファンの誰もが、栗原道彦さんがアメリカで選んだ古着を着たい!と栗原道彦さんの実店舗、
「Mr. Clean(ミスター・クリーン)」に通います。
今日はそんな栗原道彦さんがなぜそんなに情熱を持ち続けて買い付けを続けられるのか?
その原動力と、栗原道彦さんはアメリカでどんなお店を回って買い付けしているのか?
などなどについてちょっと調べてみましたので、良かったら最後までお付き合いくださいね!
古着バイヤー栗原道彦の買い付けの原動力の秘密とは?
栗原道彦さんは中学校を卒業後、鳶職を経て17歳で昔から好きだった古着の世界に飛び込みます。
そこが当時原宿にあった古着屋さん「ロストヒルズ」。
栗原道彦さんはこのロストヒルズで18歳からバイヤー(仕入れ担当)を務めます。
具体的には1年のうち、約半分はアメリカに行って、アメリカの古着屋さんから買い付けるんですね。
栗原道彦さんはその頃から英語は独学で学び、現在では古着の買い付けに英語で不自由することはないそう。
それも栗原道彦さんの古着に賭ける情熱のなせる技なんだろうと思います。
栗原道彦 買い付けの原動力は「古着愛」
栗原道彦さんのアメリカでの買い付けは、たった一人でレンタカーを借り、半年間で2万キロを走って仕入れ先を1日に30軒は回るそう。
なるべく仕入れに資金をつぎ込みたいので、食事はほぼカップ麺。
宿泊はもちろん安いモーテルが主ですが、時には車中泊も厭わず買い付け優先です。
18歳から始めて今年で30年。「体力的にはキツいですけど、人任せにはできない」。
情熱大陸公式サイトより
古着を満タンにしたアメリカンミニバンで車中泊って、よく今まで強盗とかに襲われなかったですね…とちょっと心配になります(汗)
なぜ栗原道彦さんがそこまでしてアメリカでの買い付けをご自身でされるのか?
その原動力とは…?
まず第一に栗原道彦さん、「古着が好き」なんですね。
栗原道彦さんが最初に古着屋さん「ロストヒルズ」に勤めた頃は、いわゆる第二次古着ブームのころ。
その頃はまだ今ほど古着の値段も高騰していなくて、渋谷系・原宿系といったファションに敏感な人たちの間で流通していた時代ですね。
栗原道彦さんはその頃に原宿で古着のセンスを磨きつつ、単身半年間アメリカに買い付けに行くというスタイルでしたから、
栗原道彦さんご自身の鍛えたセンスと、アメリカでの実体験から、適切なものを適正な価格で古着ファンに届けたいという思いが強かったんですね。
その後、栗原道彦さん、横浜で独立して渋谷に移転してという中で、時代はZ世代が牽引する第三次古着ブームという時代になっていったんですね。
すると徐々にコロナ禍も挟んで、アメリカでも古着が品薄状態になり、日本の景気後退なども影響して、
古着の価格が徐々に高騰していったそうです。
そうなると「本当に古着が好きな人」に古着が行き渡らなくなってしまいますよね。
栗原道彦さんはそんな昨今の状況に忸怩たる想いを持っているそうです。
それはやはり栗原道彦さんご自身が「心底古着が好き」だからなんだと思います。
単にビジネスとして古着に接している方であれば、高騰はチャンスですからね。
体力も消耗する現地買い付けは人を雇って効率的に、値段は高騰に任せて上げてしまえば事業も拡大するし、と普通は考えてしまいそうです。
ですが栗原道彦さんは「古着愛」がまさに原動力となって、30年経つ今でも「人に任せられない」とご自身自らアメリカの地に出かけているのだと思います。
「情熱大陸」の番組の中でも栗原道彦さん言っていますね「ロマンがある」と。
きっと栗原道彦さん、古着という洋服の向こうに、
これを作った人、その昔愛用していた人、
それを今こんなのが欲しかったと言って嬉々として着る人…
それぞれの人生を見ているんでしょうね。
それこそが栗原道彦さんの原動力、「古着愛」なのではないかなぁと思います。
栗原道彦は英語ペラペラ?
栗原道彦さん、アメリカをレンタカーで横断しながら1日に何10軒という現地ディーラーと商談、
仕入れた古着を国際貨物で発送、という作業を約半年、それを30年続けています。
そんな栗原道彦さんの英語の実力はどうなんでしょうか?
中学を卒業後、鳶職を経て古着屋さんに就職、18歳でバイヤーです。
きっと本格的に英語を勉強する時間などは無かったでしょう。
冒頭でも「英語は独学」と記しましたが、栗原道彦さんアメリカの現地ディーラーとやり取りする中で、実戦として身につけていったのでしょう。
「情熱大陸」の番組中で、栗原道彦さんが現地ディーラーとやり取りする場面では、なんとも流暢な英語を操り、
相手の言うこと、冗談にも難なく反応する姿が見て取れます。
英語は栗原道彦さんの30年というバイヤー生活の中で自然と染みついた、営業ツールなのかも知れません。
ずいぶん昔の情報ですが、栗原道彦さんの英語に関するブログ記事を見つけました。
栗原道彦さん、こんな記事をもっといっぱい上げていてくれたら面白かったのに、と思います(笑)
栗原道彦は結婚している?奥さん(妻)はどんな人?
栗原道彦さんが結婚しているかどうか?という情報はネット上にはほとんどありませんね。
調べている段階では、僕は栗原道彦さんは30年間走り続けていて、結婚というものに辿り着かなかったのではないかな?と思っていたほどです。
ところが、「情熱大陸」の番組中で、栗原道彦さんは奥さん(妻)の存在を明かします。
フラッと入ったアンティークショップで80年代のリーヴァイスのパンツを手にとり、
「嫁にお土産で買おうかな(照)」
ちょっとはにかんだ表情が、なんだか悪戯っぽい少年に見えました(笑)
栗原道彦さんの奥さん(妻)は服飾デザイナーさんだそうです。
原宿の古着屋さんで働いている時に出会ったのでしょうか? 馴れ初めが気になりますが、これ以上の情報はありませんでした。
ともあれ栗原道彦さん、ご結婚されていて、日本に帰ればこの過酷なアメリカでの仕入れの日々を癒すご家庭があるということで、ちょっとホッとしました…
古着バイヤー栗原道彦はアメリカでどんな店を回っているのか?
さてさて、そんな古着カリスマバイヤー栗原道彦さんはアメリカで半年間、どんなお店を回って買い付けをしているんでしょうか?
主に「スリフトショップ」や「ラグハウス」と呼ばれるところのようです。
栗原道彦が買い付けに行くスリフトショップとは?
栗原道彦さんがアメリカに古着の買い付けに行く「スリフトショップ」というのは、
日本で言うところのリサイクルショップのようなところだそうです。
スリフトショップでは、古着だけでなく家電、雑貨など寄付されたものが雑多に売られているそう。
貴重なヴィンテージ衣類が非常に安価に買えることもあります。

アメリカのスリフトショップ:ジモコロより
とは言ってもこの広さ、量ですからね。
まさに栗原道彦さんのような「目利き」が重要になってくるところだと思います。
この「スリフトショップ」が全米で何店舗あるのかは、大小含め様々あるため正確には把握しきれないようです。
その中でも比較的大手の「Goodwill(グッドウィル)」という店舗は3,200店舗以上あるそうです。
どの辺にあるのか?というと、主要都市ごとの店舗数ランキングでは、
-
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
- ヒューストン
- サンアントニオ
- シカゴ
となるそうです。
2位のロサンゼルスは、古着だけに限れば全米No.1、
3位のヒューストンは上述のGoodwill(グッドウィル)の店舗数ではNo.1で、古着バイヤーに人気だそうです。
ヒューストンと言えば、あのNASAが在ったりロケット発射場があったりと、広大な砂漠の州、テキサス州ですからね。
きっと栗原道彦さんも、そんなテキサス州の砂漠の中をレンタカーで爆走しているんだと思います(笑)
栗原道彦が掘るラグハウスとは?
そして「ラグハウス」とは?
こちらは古着の最終処理場のようなところだそうです。
衣類を選り分けて工場などで使うウェス(ボロ布)にしたり、衣類を海外に輸出したりする所ですね。
そんな場所で、栗原道彦さんは業者が選り分けたものの中から古着を探したり、
1トンくらい積まれた衣服の山を掘ったりすることもあるそうです(汗)
いやこれは確かにお宝があれば嬉しいですが、まさに「古着愛」がなければできない作業ですね!
古着バイヤー栗原道彦の実店舗はどこ?
そんな栗原道彦さんが営む渋谷の実店舗「Mr. Clean(ミスター・クリーン)」はどこに在るのでしょうか?
- 住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-35-4 セトルMS代々木公園1F
- 電話:090-2206-1755
- 時間:12:00〜20:00(月曜休)
- 公式サイト:instagram

Mr. Clean所在:Googleマップより
この栗原道彦さんの「Mr. Clean」、オンラインの店舗もあるようですので、様チェックです!
古着バイヤー栗原道彦まとめ
古着のカリスマバイヤー栗原道彦さんの買い付けの原動力・英語の実力は?結婚してるの?奥さんはどんな人?・アメリカでどこ回ってるの?・日本の実店舗は?…などなどについて見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- 古着バイヤー栗原道彦の買い付けの原動力の秘密とは?:なんと言っても古着に対する愛ですね「古着愛」。古着の持つ魅力を適正な価格で古着の好きな方に来て欲しい!そんな古着愛があるからこそ、栗原道彦さんは18歳から30年間も一人でアメリカへの買い付けに通えるんですね。
- 古着バイヤー栗原道彦はアメリカでどんな店を回っているのか?:リサイクルショップである「スリフトショップ」や古着を解体屋さんのような「ラグハウス」から救出しているんですね!
- 古着バイヤー栗原道彦の実店舗はどこ?:実店舗は渋谷の代々木公園近く、富ヶ谷にあります。ネットショップもありますので、まずはそこから覗いてみるのも良いかも知れません。
僕自身は古着って今まであまり縁がなかったのですが、今回いろいろと調べてみて、なかなか奥の深い世界なんだなぁと感心しました。
栗原道彦さんのお店もちょっと覗いてみたいなと思いました!
栗原道彦さん、まだまだこれからのアメリカに買い付けに行かれるかと思いますが、
お身体に気をつけて、より良い古着の買い付け、期待しています!
今日もありがとうございました!
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