
夏の甲子園中継を見ていると、スタンドやグラウンド上を無数の虫が飛び交っている光景が映し出されますよね。「あれって何の虫?トンボ?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、甲子園で飛んでいる虫の正体や、野球のグラウンド整備で使われる「トンボ」という道具、さらに甲子園球場で買える可愛いトンボグッズについて詳しく調べてまとめました。
野球ファンはもちろん、虫好きの方もぜひ最後まで読んでみてくださいね!
甲子園で飛んでる虫の正体は「ウスバキトンボ」!

甲子園のウスバキトンボのイメージ:「全農広報部 田んぼの生きもの調査」公式Xより
夏の甲子園大会で大量に飛び交っている虫の正体は、ウスバキトンボというトンボです。テレビ中継でもはっきり確認できるほどの数で、時には球場全体を覆い尽くすような圧巻の光景になることもあります。
多くの人が「赤とんぼ」と呼んでいますが、実はアキアカネなどの本来の赤とんぼとは別の種類なんです。旧盆のころに目立って増えることから「盆とんぼ」や「精霊とんぼ」とも呼ばれています。
死者の生まれ変わりという意味もあって、夏のお盆の時期にぴったりですよね。
僕も野球をやっていた頃、晩夏〜初秋にかけて、グラウンドで大量のトンボが飛んでいましたね。練習中に顔の周りをふわっと飛んでいくあの感覚、懐かしいです。不思議と「邪魔だなぁ」とは思わないんですよね(謎)
ウスバキトンボってどんなトンボ?

ウスバキトンボ:毎日新聞より
見た目や大きさの特徴は?
ウスバキトンボは、アキアカネよりも一回り大きい黄褐色のトンボです。成虫になると体長は4〜5センチほどで、翅(はね)が薄く透明なのが特徴。色は黄色っぽいオレンジ色で、赤とんぼと言われることもありますが、よく見ると色味が少し違います。
翅の付け根に茶色っぽい模様があり、顔や胸も黄褐色をしているため、飛んでいる姿は優雅で美しいですね。
なぜ夏の甲子園に大量発生するの?
ウスバキトンボは、熱帯から亜熱帯にかけて世界一広域に分布するトンボで、夏には壮大な「渡り」をすることで知られています。日本では九州以北では越冬できないため、毎年5月ころには沖縄やさらに南方地域から飛んできた成虫が本州にも姿を現します。
驚くべきことに、ウスバキトンボは1年に何回も発生し、夏ならばわずか1か月余りで卵から成虫まで育つんです。産卵場所も、溜め池や水田、学校のプールなど「何でもござれ」で、ここで増殖した子供たちがさらに北上を続けます。何世代もかけて北海道からカムチャッカ半島にまで至る、まさに宇宙旅行のようなスケールですね!
甲子園球場周辺の水辺や水田で次々と世代交代を繰り返し、お盆の時期に大量発生するというわけです。自然のサイクルってすごいですよね。
いつ頃から飛び始める?8月お盆の風物詩
ウスバキトンボが目立ち始めるのは、8月のお盆の時期から秋にかけてです。特に旧盆のころには「盆とんぼ」として知られるほど、各地で大量に見られるようになります。
夏の甲子園大会がちょうどこの時期に開催されるため、テレビ中継でも必ずと言っていいほど映り込むんですよね。球児たちの熱戦と、悠々と飛ぶトンボの姿が重なる光景は、まさに夏の風物詩です。
ウスバキトンボと普通のトンボの違いは?

ウスバキトンボ(左)とアキアカネ:佐渡棚田協議会より
赤とんぼとは別の種類なの?
はい、ウスバキトンボと赤とんぼ(アキアカネなど)は別の種類です。見た目は似ていますが、分類上は異なるグループに属しています。
赤とんぼと呼ばれるアカネ属のトンボは、秋に赤く色づくアキアカネやナツアカネなどが代表的です。一方、ウスバキトンボはウスバキトンボ属に分類され、体色も黄褐色で赤とんぼほど鮮やかな赤色にはなりません。
また、アキアカネは羽の付け根に赤い模様がありますが、ウスバキトンボは茶色っぽい模様があるなど、よく見ると違いがちゃんとあります。
生態や習性の特徴
ウスバキトンボの最大の特徴は、南から北への壮大な「渡り」です。季節風に乗って海を渡ることができ、1960年代の調査では、潮岬南方500キロの定点観測船上で、海上を飛んだり海面に降りて休んだりする多数の個体が観察されています。すごいですよね!
しかし、この渡りには切ない一面もあります。ウスバキトンボは南国の虫で、水温が4℃以下になるとヤゴは死んでしまい、休眠して冬を越すこともできません。つまり、はるばると北の新天地にたどり着いて子孫を増やしても、その後裔はすべて冬までには死に絶えてしまうのです。
希望も戻り道もない一方通行の旅。何のための渡りなのか、人知を超えた謎ですが、その儚さに胸が締め付けられます。
「トンボ」と言えば…全然違う?グラウンド整備の道具

「トンボ」こと「グラウンドレーキ」:バーチャル高校野球より
グラウンド整備用トンボってどんな道具?
野球のグラウンドの土部分を平にならすT字型の器具。あれも「トンボ」って言うんですよね。正式には「グラウンドレーキ」と呼ばれるそうです。
木や金属でつくられていて、短い方(ならす部分)の長さは80センチほど、長い方(柄・持つ方)は2メートル弱という感じでしょうか。
甲子園球場では、阪神園芸さんがこのトンボと、人が乗車して運転する形のならす道具を使って、芸術的なグラウンド整備を行う様子が有名ですよね。試合の合間にあっという間にグラウンドを美しく仕上げる職人技には、いつも感動します。
なぜ「トンボ」って呼ばれるの?
T字の姿かたちが虫のトンボに似ていることから「トンボ」と呼ばれるようになったそうです。横に伸びた部分が翅、縦の柄が胴体に見立てられているわけですね。
古くからの伝統道具で、その形状と機能性から、土を均一にならす際に絶大な効果を発揮します。シンプルながら理にかなった設計で、今でも野球場には欠かせない存在です。
僕なんか中学校で野球部に入ったところからあの道具は「トンボ」と刷り込まれていたので、「グラウンドレーキ」なんて名前があることも知りませんでした(笑)
甲子園で買えるトンボグッズが可愛い!
トンボ型フォーク&スプーンが人気

トンボ型フォーク:甲子園eモールより
甲子園球場では、グラウンド整備用のトンボを模ったフォークやスプーンが人気グッズとして販売されています。フォークの柄の先に、あのトンボの形が忠実に再現されているんです!
価格は税込1,020円で、野球ファンへのプレゼントにもぴったりですね。実用性もありながら、甲子園ならではの遊び心が詰まったアイテムです。僕も一つ欲しくなりました!
えんぴつキャップやその他のグッズも

トンボ型キャップ&えんぴつセット:甲子園eモールより
トンボ型のえんぴつキャップなど、他にもトンボをモチーフにしたグッズがいくつか販売されています。阪神園芸監修の「阪神甲子園球場のグラウンドキーパー職人技」グッズシリーズも人気で、ファンの間では話題になっています。
細部までこだわったグッズは、野球愛と職人技へのリスペクトが感じられますよね。
どこで買える?甲子園球場のショップ情報
トンボグッズは、甲子園球場の外野16号門横「スタジアムショップ」や、阪神甲子園球場公式オンラインショップで購入できます。
オンラインショップなら、遠方の方でも手に入れられるのが嬉しいですね。ご注文から2週間前後での発送予定となっていますので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
世間の反応やSNSの声

阪神園芸さんの神整備:Yahooニュースより
SNS上では、
- 「甲子園でなんか虫が大量に飛んでる!」
- 「何あれ、トンボ?」
- 「あれって何ていうトンボ?」
といった投稿が毎年話題になります。また、
- 「トンボグッズが可愛すぎる」
- 「フォーク買っちゃった」
という購入報告も多く見られます。
甲子園の夏といえば、球児たちの熱戦だけでなく、トンボの乱舞も風物詩として定着しているようですね。自然と人間の営みが交差する光景に、多くの人が心を動かされています。
まとめ:甲子園のトンボは虫も道具も夏の風物詩!

甲子園ボウルとトンボ型フォーク・スプーン:阪神甲子園球場公式Xより
甲子園のトンボについて、この記事で分かったことをまとめます。
- 甲子園で飛んでいる虫の正体は「ウスバキトンボ」
- 旧盆のころに大量発生するため「盆とんぼ」とも呼ばれる
- 赤とんぼ(アキアカネ)とは別の種類で、黄褐色が特徴
- 野球のグラウンド整備用「トンボ」は形が虫のトンボに似ているから名付けられた
- 甲子園ではトンボ型フォークやスプーンなどの可愛いグッズが買える
- グッズは甲子園球場のスタジアムショップや公式オンラインショップで購入可能
ウスバキトンボの壮大な渡りと儚い運命、そして阪神園芸さんの職人技が光るグラウンド整備。どちらも夏の甲子園を彩る大切な要素ですよね。虫も道具も「トンボ」という共通点でつながっているのが、なんだか面白いですね。
甲子園の新しい情報が入ったら、また追記していこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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