今回の『ザ!鉄腕!DASH!』は10月5日放送予定だった『巨大食堂』を10月19日に放送です!
10月5日の放送予定の回ではあの Aぇ! groupの「草間リチャード敬太」さんが出演予定でロケ収録まで完了していましたが、今回の10月19日の放送に変更された回では、
草間リチャード敬太さんの出演部分は『全カット』の編集が施されたものになるのではないかと思われます…
現に予告の告知文には、以前はレギュラーのSixTONES(ストーンズ)森本慎太郎(もりもとしんたろう)さんとゲストの俳優山本耕史(やまもとこうじ)さん、
そして草間リチャード敬太さんの三人のお名前が載っていましたが、
現在の告知文には森本慎太郎さんと山本耕史さんの二人のお名前しかありません。
ということで、このある人物(今回は草間リチャード敬太さん)の「全カット編集」ってどんな風にやるんでしょうか?「消しゴムマジック」って簡単なんでしょうか?
というわけで今日はこの番組の「全カット編集」について、ちょっと見ていきたいと思います。
草間リチャード敬太の全カットとは?
令和の時代である最近では、不適切発言とか不祥事とか、昭和の時代には比較的よくあったような事例でも、
最悪タレント生命が終わっちゃうのでは?というくらいのダメージがあるような気がしますよね。
そして既に収録済みの番組から、全てのその人(今回は草間リチャード敬太さん)の出演シーンをカットしてしまって、
あたかも最初からこの番組に居なかったかのようにまでできるというんですから、最近の番組編集技術というのはスゴイんだなぁ〜なんて呑気なことを思うワケです。
最近の例では、2024年の「有吉の夏休み」のフワちゃん、同年の「家事ヤロウ!」の中丸雄一(なかまるゆういち)さんなどが挙げられますよね。
当時の放送ではもう、完全に最初から居なかったかのように編集・放送され、ネット上では「#消しゴムマジック」とザワついたほどでした。
ごくまれに引きの場面の後ろ姿や、顔や体の見切れた部分が一瞬映り込むということがある場合もあるようですが、
基本的にはその人物の声(音声)についてもカットされ、番組全体の文脈などもおかしくならないように配慮されますから、スゴイですよね。
これほど番組からの「全カット」というのは、徹底して行われるということなんですね…
草間リチャード敬太の全カット編集技術とは?
さてそれではこの「全カット編集」どんな技術で行われるんでしょう?
本当に「#消しゴムマジック」のように画面から消すような編集なんでしょうか?
これはそういう、ワンタッチで画面から消すような技術が有るわけではないようですね。
ここで大事・必要不可欠なのは「事前準備」ということです。
最近はきっと、技術の進歩や機材の小型化・低価格化(とは言ってもプロ用は高額なんだとは思います)などのお陰なんだと思いますが、
1回の収録(ロケでもスタジオでも)で使用するカメラ(音声収録も兼ねる)の台数がとても多いそうです。
メインのカメラが2、3台の他に、ディレクター(現場の指揮者)が手持ちカメラを持っていたり、その他にも5、6台のカメラが同時に回っているそうです。
当然、同じところを撮っているわけではなく、同じ場面でもカットが異なっていたり、出演者ごとに映るカメラを変えていたり…
しかも各カメラの映像データを、編集ソフトが音声を自動的に分析して映像を同期させたりすることも可能だそうです。
そうすると後は、どのカメラの映像を使うかスイッチングするだけなので、編集し直すのは「技術的には」そう難しい作業ではないということですね。
(モチロン、時間的・精神的には辛い作業で有ることには変わりないと思いますが…)
さらには音声の編集も、口や舌を動かしたときの些細なノイズですら消すことができるそうですから、ある一人の声だけを選択して消すことも可能だそうです。
想像ですが、全てのカメラの映像と音声のトラックを時系列で並べ、必要なトラックを選択して本チャン用トラックに切り貼りしていくイメージではないでしょうか。
なので、一旦出来上がった本チャン用トラックも、放送直前までは何があるか(誰かの不祥事などで全カット編集の要求が起こるか)分かりませんので、
撮影・録音した全てのトラックを一定期間(2年とか5年とか?)残しておくのだろうなぁと想像します。
(この期間を過ぎて不祥事などが起こるともう編集不能で、その回そのものが放送できなくなるんでしょうね)
草間リチャード敬太全カットまとめ
というわけで、草間リチャード敬太さんの事例などで、出演者の全カット編集(消しゴムマジック)とはどういうことか?について見てきましたが、いかがだったでしょうか。
- 草間リチャード敬太の全カットとは?:10月5日放送予定の番組に出演していた草間リチャード敬太さん、例の事案で放送を見合わせ、(恐らく)全カット編集を施して10月19日に放送される見込みです。昨年のフワちゃんや中丸雄一さんの例のとおり、まるで最初から居なかったかのようになるのでは?
- 草間リチャード敬太の全カット編集技術とは?:最近の番組の撮影では、文字通り何が起こるか分かりませんので、複数台の(10台近い)カメラで様々なカット、出演者の組み合わせを収録しています。万一の場合にはその複数台のカメラのカットから、必要な場面をつなぎ合わせる、マズい部分を切り取る、という作業が「技術的には」可能だということなんですね。
番組の放送内容には担当のプロデューサーが全責任を持つそうですので、最終的には出演者や場面のカット編集を指示するのはプロデューサーだそうです。
とは言え、最近は企業コンプライアンスも厳しく、テレビ局の存続に関わるとも言える不祥事なども報道されていますので、まさに上層部からトップダウンで抹消指示もあるとか(怖)。
なかなか難しい時代になったものです…
草間リチャード敬太さんも、自ら悪意を持って何かをしでかした、というわけではないですからね。
「ハメられた」というネット上の声もあるように、泥酔(?)したうえにそんな格好にさせられて、動画に写ってしまったと…
草間リチャード敬太さん、最初に鉄腕DASHで拝見したときは、Aぇ!groupというグループの存在すら知らなかったので、
この日本人離れした子、めちゃめちゃ日本語うまいな!謙虚だし、一生懸命だし、いい子だな!と好感しかありませんでした。
今回、草間リチャード敬太さんが三田警察署から出てきた時も、声を震わせて謝罪し、涙をこぼす様子が見て取れましたよね…
草間リチャード敬太さん、願わくば不起訴で、できるだけ早く元通りに復帰できることを願っています。応援しています!
今日もありがとうございました!
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