2025年の世界陸上が始まります!なんと東京での世界陸上は2007年の大阪大会以来、18年ぶり!
東京での開催となると、1991年以来、実に34年ぶり!ということです!
2021年の東京オリンピックが行われた東京新宿区の国立競技場で行われます!楽しみですね!
そんな中、先日のバラエティ番組『まさかの一丁目一番地』で織田裕二さんが、
あの100メートル男子の王者「ウサイン・ボルト」の2011年大邱大会でのフライング失格
について私見を語っていましたよね。
「ウサイン・ボルトは金メダルは獲って当然。9秒3も出せる」という周囲の憶測と重圧から、
フライングで一発失格となることも覚悟(承知)でギリギリのスタートを切ったと。
つまり織田裕二さんは、ウサイン・ボルトのフライングはわざと(故意)だったと言うわけです。
というわけで今日はこのウサイン・ボルトのフライングは故意だったのか?
フライングが故意だったとしたらウサイン・ボルトはなぜそんなことをしたのか?
そしてウサイン・ボルトは現在どうしているのか?
などなどについて、ちょっと見ていこうかと思います!
良かったら最後までお付き合いくださいね!
ウサイン・ボルトのフライングはわざと(故意)だったのか?
では早速そのウサイン・ボルトのフライングは故意だったのか?
について見ていこうと思います。
まずはその問題のシーンから…(スタートの本番シーンは3分くらいからです)
フライングは一発アウト(失格&退場)というルールが適用された本大会。
スタート直後にウサイン・ボルトはウェアを脱ぎ、自身が失格となったことを認めます。
このシーン、織田裕二さんはウサイン・ボルトは「エンターテイナー」だったんだ、と言うんですね。
走ればきっと金メダルは獲れる。でもそれじゃ観客は満足しない。
であれば…
ウサイン・ボルトはフライング覚悟で、フライングとなれば一発で退場となることを承知で、奇跡のスタートを切ることに賭けた、というんですね。
ウサイン・ボルトは2008年の北京五輪で9秒69を出した。
2009年の前回の世界陸上ベルリン大会では9秒58。
2011年の世界陸上大邱大会では世界新記録(9秒3前後)は出すだろうと。
ところがウサイン・ボルトは大邱大会までに調子を上げて来られなかったんですね。
とは言え、9秒台で走って金メダルを獲ることはできると踏んでいた…
が、誰もそんなウサイン・ボルトを期待していない、という事をウサイン・ボルト自身も知っていたんですね。
であれば… フライング覚悟で奇跡を起こそうとしたという訳です。
ウサイン・ボルト自身は後のコメントで「私も人間だ。他の選手と同じようにミスをする」と表明しています。
とは言えウサイン・ボルト、上記のような一か八かのような気持ちが全く無かったとは言えないのではないかなぁ、と僕も思っちゃいますね…
ウサイン・ボルトはスタートが遅い(苦手な)選手だった?
ウサイン・ボルトはスタートが苦手でプレッシャーを感じていた。
そしてフライングをしてしまった…という説もあったそうです。
ウサイン・ボルトはスタートが遅い(苦手な)選手だったのでしょうか?
以前は200メートルの選手だったウサイン・ボルトが100メートルを走るようになったのは、
200メートルで苦手だったスタート能力を向上させるため、という話もあります(真偽不明)。
このフライングの時のウサイン・ボルトのスタート反応時間はマイナス0.104秒と記録されています。
銃声の0.104秒前にスタートを切ったということです。
ではこれ以外のウサイン・ボルトのスタートにおける反応時間はどうだったのでしょうか?
前日の100メートル予選でのウサイン・ボルトのスタートの反応時間は0.153秒で6組8人中3番目に早かったそうです。
さらに準決選では0.164秒。やはり8人のうち3番目の早さ。
このタイムを見る限り、ウサイン・ボルトは決してスタートが苦手とは言い切れないですよね。
そんなに焦る必要は無かったのでは?とさえ思えます。
逆にウサイン・ボルト、2009年のベルリン大会ではスタート反応時間が8人中5位と幾分出遅れていたのですが、後半の爆発的スパートで世界記録&優勝!なんですよね。
ウサイン・ボルトがフライングをした理由は?抗議?
ウサイン・ボルト、スタートの遅さを補うためにスタートに賭けた、というのが当てはまらないとすると、あと一つの理由が…
「ワンストライクアウト」、一発失格・退場への抗議、というのがあります。
このフライング1回で失格というルールは、アメリカの大学選手権では結構以前から一般的になっていて、アメリカの選手には有利だと言われていたらしいんですね。
ところが世界選手権で適用されたのは、この2009年のベルリン大会が最初で、ウサイン・ボルトはその一発失格・退場処分の第一号になったというわけです。
つまりアメリカで有利、それ以外の国々では浸透していないルールをいきなり適用したことに対して、ウサイン・ボルトは抗議のためにフライングをしたんだという見方ですね。
これについてはウサイン・ボルト自身、特にコメントを出していませんし、
現在もこのフライングに関わるルールは変更されていませんので、この説はちょっと無理があるかなぁと個人的には思います。
ウサイン・ボルトの現在
そんなウサイン・ボルト、陸上競技を引退して39歳となった現在、どんな様子なんでしょうか?
ウサイン・ボルト 電動キックボードシェア事業をしていた!?
実はウサイン・ボルト、2019年にアメリカの電動キックボードシェアサービス事業「ボルト・モビリティ」に共同参加して、日本にも展開・来日して会見も開いていたという実績があるのですが…
なんとこの事業(ヨーロッパにも展開してたそうですが)、現在は資金繰りがうまくいかなくなり、
ほぼ放置状態というから驚きです。
確かに日本では「LUUP」という電動キックボードシェアサービスが浸透していますが、
「ボルト・モビリティ」は全然見ませんもんね(汗)
ウサイン・ボルトさんのこの事業は既に終了しているのかもしれません。
ウサイン・ボルトのプライベートは?
ではウサイン・ボルト、家庭の方はどんな感じなんでしょうか?
実は現在、ウサイン・ボルト、結婚はしていないそうですが、2014年ごろからパートナーのカシーベネットさんと事実婚状態にあるようです。
すでに三人のお子さんに囲まれてお幸せそうです!
カシーベネットさんはモデル・女優をされているそうでで、40万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーでもあるというから驚きです!
きっとウサイン・ボルトが現役時代に築いた資産と、カシーベネットさんの収入で、
現在はすでに悠々自適な生活をされていおられるんでしょうね!
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ウサイン・ボルトフライングまとめ
というわけで、人類最速の男、ウサイン・ボルトのフライングや現在について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
- ウサイン・ボルトのフライングはわざと(故意)だったのか?:本当に故意だったかは分かりませんが(ウサイン・ボルト本人は「ミス」とコメント)、それでも良いという心理状態ではあったのかな?という気はしますよね…
- ウサイン・ボルトはスタートが遅い(苦手な)選手だった?:前日の予選や準決勝でのスタートにおける反応時間や順位(いずれも8人中3位)を見る限り、「苦手」とは言い難い感じがします。
- ウサイン・ボルトがフライングをした理由は?抗議?:アメリカでのみ一般的となっていたフライング一発アウトのルールをいきなり世界大会に持ち込んだ事にたいする抗議、という見方もありましたが、自身の金メダルを犠牲にしてまで?という違和感は残りますよね…
- ウサイン・ボルトの現在:2019年に始めた事業がうまくいかず撤退したようだという話はありますが、プライベートでは三人のお子さんを儲け、事実婚のパートナーと幸せに暮らしているようです。
2009年前後当時はウサイン・ボルト、このままいけば100メートル8秒台も出るのでは?
とまで言われていましたが2009年がピークでしたね。
とは言え2009年当時の100メートル「9秒58」というウサイン・ボルトのタイムは今でも男子陸上の世界記録として燦然と輝いています。
今でもウサイン・ボルトは人類最速の男として世界に君臨しているわけですね。
素晴らしいことです。
これからも体調には気をつけて、世界最速を語れる男として元気でいて欲しいと思います。
今日もありがとうございました!
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